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新日本语教程高级1第1课

第一課 海外で活躍すボランティア青年たち

 自分の持っている技術、知識、経験を開発途上国の人々の生活向上のために役立てたい、という強い志しを抱く青年たちを海外に派遣する公的機関が日本にはあり、その名称を国際協力機構という。

国際協力機構は開発途上地域などの経済、および社会の発展に起用し、人を通じた国際協力の促進を目指して活動している。

そして、その活動の一部として、ボランティア精神あふれる青年の情熱を受け入れ、組織しているのが青年海外協力隊である。

青年海外協力隊へ公募できるのは20歳から39歳までの男女だ。

試しにジャイカのホームページをのぞいてみると、青年海外協力隊が初めて派遣されたのは  だった。

そして、現在75カ国に総計2614名の青年海外協力隊員が派遣されている。

これまで、82カ国にのべ三万一千四十七名が派遣されたというから、ただ驚くしかない。

そして、派遣分野も農林水産、加工、補修操作、土木建築、保健衛生、教育文化、スポーツ、経学、行政の8部門、約120職種と多様である。

この8部門からもっと具体的に、仕事の内容を広って見ると自動車整備、野菜栽培、看護士、服飾、日本語教育などであり、特に日本語教育を含む教育文化部門での派遣は、全体の半分近くを占めている。

開発途上国からの要請に基づいて、自分の技術や経験を提供し、ボランティアとして活動する青年海外協力隊は一見すると華やかなイメージに満ちているが、実態はそうではない。

専門能力や語学の高い能力はもちろんのことだが、なんによりも、重要なのは健康状態である。

せっかく厳しい選考試験に合格しながら、健康診断の結果に問題があるため、任地に赴くできない青年も少なくないである。

厳しい試験を通り抜け、現地の環境に耐えるだけの身体能力を証明し、語学能力をデモンストレーションし、派遣前訓練を経て、やっと援助する相手国の公的機関に配置される、それは要因なプロセスではない。

まさに、発展途上国の人々を真剣に考える青年にして、初めて可能な努力である。

日本の生活環境とは大きく違うアフリカや南米でにも、ものともせず赴任していく青年海外協力隊員の派遣機関は原則として、2年間である。

もちろん、その業務は到底遊びがてらでできるものではない。

すべてがそうではないにしても、過去のデータは任地で肝炎や風土病、強盗や誘拐、さらに飛行機事故などにある可能性が低くないことに示している。

緊張感をなくしたらそれまでだ。

そして、幸い無事に帰国しても、彼らの再就職は特に保障されているわけではない。

それでも、多くの人が青年海外協力隊に公募するのは発展途上国の人々を大切に考えているからである。

それが、ボランティア精神でなくて、なんだろうか。

ここで、少し話を変えてみよう。

2008年4月、イギリスのBBC放送は、世界に良い影響を与えている国として日本とドイツをあげた人がもっとも多かったとする国際世論調査結果を発表した。

このニュースを聞いたとき、ふっと青年海外協力隊のことを思い出した。

ジャイカの青年海外協力隊やその年長シャーパンのシニア海外ボランティア、そして、海外で大きな自然災害など発生したときに派遣される国際緊急援助隊などの活動が良い影響として認識されたのではないかと。

2008年春、新しい青年隊の募集人数は約1400名である。

また、新しいボランティアたちを誕生し、世界に出かけていく。

 

新出単語

1.途上途中,中途,路上

2.開発途上国发展中国家

3.向上向上,进步,提高

4.志志愿,志向

5.抱く抱,楼,心怀,怀抱(志向,抱负,理想,心思等)

6.訓練训练

7.公的公共的,官方的

8.機構机构,机关

9.開発开发,研制

10.及び和,与,以及

11.促進促进

12.公募公开招募

13.ラオス 

14.延べ总计,共计

15.農林农林

16.加工加工

17.保守保护,保养

18.土木土木

19.行政行政

20.部門部门

21.多様多种多样,各式各样

22.栽培栽培

23.服飾服饰

24.華やか华丽,美丽,辉煌

25.実態实际状态

26.選考选拔

27.任地任职地

28.赴く去,前往,趋向

29.通り抜ける穿越,,通过(考试,选拔等)穿过

30.耐える忍耐,坚持住

31.経る经过,通过,经历

32.プロセス过程,经过

33.赴任赴任

34.原則原则

35.とうてい怎么也

36.データ资料,数据

37.肝炎肝炎

38.風土风土

39.誘拐诱拐,拐骗

40.帰国归国,归乡

41.世論社会舆论

42.ふと忽然

43.年長年长者

44.災害灾害

45.援助   援助

第二课貧困化する日本の若者

  日本は先進国の一員だと思いきや、最貧国のひとつだと言われたら、ほとんどの人はさぞ驚くだろう。

しかし、これは誇張された話でもなければ、乱暴なたとえ話でもない。

正式な国際機関である「経済開発協力機構」(OECD)が発表したレポート(2006年版「対日経済審査報告書」)に基づいた根拠のある論なのである。

  経済開発協力機構とは低開発国を援助する30ヵ国からなる、いわば「金持ちクラブ」である。

しかし、その日本の「貧困率」が15%超になり、なんと加盟国中ワースト2位にランクされたのである。

OECDは「貧困率」とは、中央値の可処分所得の50%以下しか所得のない世帯の率だと定義している。

参考までにいうと、「貧困率」のOECD平均は10.4%、西欧諸国は大半が10%以下である。

最近10年ほどで、日本の貧困率は2倍近く増大したのだ。

かつて「Japan As No.1」と呼ばれ、平等に近い富の分配と小さいな貧富差のため、理想的な「社会主義国」とまで言われた日本だが、その面影はすでにない。

「つくづく残念でならない」とつぶやく日本人の声が聞こえるようだ。

  そのレポートに内容を詳しく調べると、さらに驚くような点が明らかになる。

つまり、日本では90年代後半以降、全般的に貧困率が高まっただけではなく、若年層と高齢者層において貧困率がぐんと高くなったということだ。

確かに日本経済は停滞したけれども、若年層と高齢者層にしてみれば、それは単なる停滞ではなく、低階層への転落だと表現するしかない。

  日本では、1980年代後半から1990年代初頭まで、いわゆるバブル景気と呼ばれる黄金時代が出現し、人々は思いきり祝宴を楽しんだ。

海外旅行に出かけ、ブランド品を買い、美食に興じた。

しかし、それはやがて崩壊し、その後2003年頃までは「失われた10年」と呼ばれる、冷たい時代がやってきた。

企業倒産が激増し、新規採用が減少し、安定した大企業正社員としての就職はおろか、中小企業での就職すら決して簡単ではなくなった。

長期間の不景気のため、労働者の給与は減少し続けたばかりでなく、さらに、不安定なサービス業に従事する者やアルバイトなどの非正規の雇用形態が常態化した。

  若者のもっと焦点を当てて論議してみよう。

バブル崩壊以前にはモラトリアム人間やフリーターと呼ばれる、自らの意志で卒業後労働者市場に出ることを拒絶する若者たちがいた。

そして右肩上がりに経済成長を続けた日本の社会も、「遊技する」彼らを支えるだけの余裕あったと言える。

多少遅れたとしても、この後発組も、なんとか後で追いつくことができたのだ。

だが、バブル崩壊後の日本は激変した。

特に「構造改革」を掲げる小泉純一郎政権(2001年ー2006年)のもとで「勝ち組」と「負け組」の所得格差が確実に広がった。

  現在、非正規雇用労働者が1700万人、年収200万円以下のワーキングプアが1000万人、生活保護世帯が100万を超えた。

日本社会の崩壊が進行し、固定化された階級社会へ向かっていると指摘する識者が多い。

低賃金のため自立できず、両親の家に留まる層は、若者から中年層にまで拡大している。

  2007年初めころから、日雇いをしながらインターネットカフェで生活する「ネットカフェ難民」の存在も、日本の社会問題の一つとして注目を集めている。

厚生労働省の調べによるとネットカフェ難民は都市部を中心に約5400人おり、20代が最も多く、全体に4割は路上生活者としての経験も持っているという。

いうまでもなく、このままの状態が続けば、裕福なエリート層は高学歴のエリート層を再生産し、低賃金の単純労働者たちは、永遠に自分たちの低賃金クローンを再生産するしかない。

暗い未来図だ。

単語

1.貧困    ひんこん

2.若者 わかもの

3.先進国せんしんこく

4.さぞ    想必,一定

5.誇張こちょう

6.たとえ話  たとえば話  比喻,比方

7.根拠こんきょ

8.なんと  多么,竟然

9.加盟国  かめいこく

10.処分   しょぶん

11.所得    しょとく

12.定義ていぎ

13.ワースト最坏,最劣

14.ランク排名,等级,名次

15.ランクする  排次序

16.西欧   せいおう

17.諸国   しょこく

18.富    とみ

19.分配   ぶんぱい

20.貧富   ひんぷ

21.つくづく痛感,深切感到

22.後半后半,后半部 こうはん

23.高まる  高涨,提高

24.若年層じゃくねんそう

25.ぐんと  非常,。

得多

26.階層   かいそう

27.転落   てんらく

28.最初   さいしょ

29.黄金   おうごん

30.出現   しゅつげん

31.ブラント

32.美食   びしょく

33.興じる  きょうじる

34.崩壊   ほうかい 

35.倒産   とうさん

36.採用     さいよう

37.減少     げんしょう

38.長期間    ちょうきかん

39.従事     じゅうじ

40.正規せいき

41.形態正规的,正式的

42.常態化经常化,常态化

43.論議议论,争论

44.モラトリアム心理发展延缓期

45.モラトリアム人間心理发展的延缓的人

46.市場市场

47.拒絶拒绝

48.右肩上がり不断上升,景气

49.遊技 游戏,游艺

50.後発后发,后开始

51.激変骤变,激变

52.政権政权

53.勝ち組胜利一方

54.負け組み失败一方

55.保護保护

56.世帯家庭

57.固定固定

58.階級阶级 

59.識者有识之士

60.賃金薪金,工资,报酬

61.自立自立

62.日雇い日工,短工,零工

63.インターナット.カフュ网吧

64.難民难民

65.路上背活者街头露宿生活者

66.富裕富裕

67.エリート精英

68.クローン   克隆

第三課 なぜ、あなたは子どもをつくらないのか

  日本では子供の出産率が1970年代以後減少を続け、人口構成(こうせい)のアンバランスから発生する諸問題(しょもんだい)が社会の根底(こんてい)を揺さぶり(ゆさぶり)、国家ならびに社会の行く末(ゆくすえ)が危ぶまれている。

昔なら子どもが五、六人いる家庭(かてい)は決して珍しいく(めずらしい)なかったし、太平洋戦争時の「産(う)めよ増やせよ(ふやせよ)」という国家(こっか)による出産奨励スローガンを記憶している年配者も、まだ生存している。

従来、多産はごく普通のことであったが、近年その状況は大きく変化した。

日本社会の内部で、何が起こっているだろうか。

  少子化の定義は「人口の再生産に必要な水準以下に出生率が低下すること」である。

長期的に人口を維持(いじ)できる水準(すいじゅん)は2.07であるが、2003年日本の出生率はなんと1.29に過ぎず、最も(もっとも)高かった1971年の2.16から40%近く激減した。

少子化の怖い(こわい)点は単(たん)に労働人口の減少のみならず、人口高齢化ひいては社会全般(ぜんぱん)の活力が失われることにある。

より具体的には、若い労働力の縮小及び消費市場が縮小することによる経済への影響(えいきょう)、そして高齢化の進行に伴って年金、医療、老人介護などの社会保障費が増大し、国民の負担がますます増大することにある。

2005年、日本政府は「人口は減少局面に入りつつある」との見解を発表した。

だがそれは、すでに予想されたことであり、驚くにはあたらない。

  少子化現象(げんしょう)は、先進国にほぼ共通した現象である。

さまざまな政府統計を読み込んでみると、少子化に原因として、晩婚化と未婚化がいちばん大きな理由として浮かび上がる。

女性の晩婚化の理由として、「仕事を持つ女性が増えて、女性の経済力が向上した」、「独身生活のほうが自由である」、「結婚しなくとも世間があまりこだわらなくなった」、「仕事のためには独身のほうが都合がよい」などが指摘される。

一方、男性の晩婚化の理由は、「独身生活のほうが自由である」が大きな理由となっている。

また、独身生活の利点として、男女ともに「行動や生き方が自由」と言う答えを三人に二人が挙げている。

このほか、女性では「広い友人関係を持ちやすい」、男性では「金銭的に裕福だ」、「家族扶養の責任(せきにん) がなく気楽だ」などの回答が多い。

延長された青春を楽しむためなのか、2002年当時に、二十歳前後の女性の六人に一人が生涯結婚せず、30%以上の女性が子供を持たないことが予想されたため、「これは歴史的にも例のない社会」だと、政府統計はコメントしている。

  少子化が社会、経済、医療、福祉などに与える影響を全体的に分析することは、この小論では不可能なので、少子化そのものに関連する事柄だけを、自分たちの実感に即して再解釈してみよう。

ここに面白いエピソードがある。

女性の子供生み方が変わり始めたと言われた。

1990年頃、ある女子大の教授が学生に、結婚して子供を数人生むよう促すや否や、その学生たちは、「数人も産んだら体つきが崩れてしまう」と答えたという。

この発言に見られるように、日本の若い女性の間では、セックスや出産など生理に関することを、わずらわしいと考える傾向があると言われる。

これもまた、少子化につながる、晩婚化と未婚化の原因の一つかもしれない。

だが本当の原因は、もっと別の所に存在しているように思える。

職場での長時間労働が生活に大半という現在の生活ぶりでは、男女とも恋愛、結婚、出産を考える余裕があまりないのが、実情ではないだろうか。

2002年に政府が発表した「少子化対策プラスワン」に掲げられた「子育てと仕事の両立支援」、「男性を含めた働き方の見直し」、「地域における子育て支援」などの政策が実現して、再び出産率が上向くことを期待したいものである。

 

新規単語

1.出生率

2.アンブランス不平衡(的),不调和(的)

3.発生 

4.揺さぶる摇晃,动摇,震动

5.並びに及,和,与

6.危ぶむ认为危险,挂念,担心

7.太平洋

8.奨励

9.スローガン口号

10.年配者年长者

11.多産多产,高产

12.近年

13.内部

14.少子化

15.再生産 

16.激減锐减

17.ひいては进而,而且,甚至

18.年金养老金,抚恤金

19.局面

20.予想预想,预料

21.読み込む研读,熟读,读入,预测,推测

22.晩婚化

23.未婚化

24.浮かび上がる浮出,露出,出现,出头

25.経済力经济实力

26.拘る拘泥

27.利点        有利之处

28.生き方生活方式

29.扶養 

30.青春

31.生涯一生,终生,生涯

32.コメント评论,解释,说明

33.福祉福利,幸运

34.小論短评,小论,

35.不可能 

36.関連 

37.事柄事态,事情

38.エピソード轶闻,插话,插曲

39.生み方对生孩子的态度,观点

40.促す催促

41.体つき体型

42.発言

43.セックス性

44.生理 

45.煩わしい麻烦的,繁琐的

46.恋愛

47.ブラス加,增加,有利之处

48.ワン一,一个,一点

49.ブラスワン附加,附属

50.両立两立,双方均成立

51.支援 

52.上向く        向上,使更好

 

第4課 地球を污したのは誰

「あめを汚したのは誰?

」という1960年代の古いアメリカン.フォークソングを知っているだろうか。

この歌は酸性雨問題を取り扱ったものではないにもかかわらず、次の世代がぶつかる多くの環境問題を、何気なく予言していたかのように思える。

人間の利益のために自然を加工し、利用することで物質的富を増大させる過程は、歴史的に文明化と呼ばれてきたと言ってもいいだろう。

この過程は、英国で誕生した産業革命をきっかけに大転換を遂げた。

そして大規模工業化の発展こそが私たちの生活を豊かにすると言う信仰は、現在の私たちも受け継がれている。

しかし、それは自然の征服ばかりか、搾取でもあるとする対極的な視点も存在する。

都市文明建設のための過剰な森林伐採は、河川の氾濫と砂漠化を招き、多くの文明が歴史の舞台から姿を消すことを余儀なくされた。

それゆえ、形態さえ異なっていても、私たちはまた同じ愚かさの極みに向かって歩んでいる。

物資至上主義の束縛から逃れ、「地球や自然に対する責務にもっと早く目覚めなければ、今度は地球文明そのものが滅びてしまう」と、識者たちは警鐘を鳴らしている。

日本で環境問題が人々の耳に届いたのは1891年ころだった。

衆議院議員である田中正造は足尾鉱毒事件の悲惨を議会で追及し、この問題を天皇に訴えるため議員を辞職までした。

しかし彼は志半ばで倒れてしまった。

今でこそ、日本社会は環境意識が極めて高いと思われているが、現在に至るまでの過程は悲惨そのものだといっても過言ではたい。

1960-70年代かけて、三大公害病(水俣病、イタイイタイ病、四日市大気汚染)に関する報道が連日のように行われ、人々を暗い気持ちに落とし入れた。

住民による公害反対運動が全国的に広がり、1970年に開催された国会では、公害対策基本法の「経済との調和」項目が改正され、新たに環境庁が誕生した。

さらに2003年には、自然保護意識を育成する目的で環境教育法が実施された。

現在では、「環境教育」は第五の教科と呼ばれるほど重視され、子供たちは日常の中で、何気なく「それは環境いやさしい」と言ったりする。

このように、人々環境に対する関心は高まる一方だが、不幸なことに環境問題は世界規模で拡散し、深刻かしつつある。

オゾンオール、地球温暖化、エル二―ニョ現象などの環境関連用語に加える、90年代の後半からはダイオキツン、環境ホルモンなど聞き惯れない化学分野の専門用語が、メデイアに頻繁に登場し始めた。

また、アスベスト問題は恐ろしい感興物資が私たちの身近にまで侵入していろことを浮き彫りにしたため

近年、環境問題の重大なテーマの一つとなっている。

もう一度繰り返すと、環境問題は世界規模で拡散し、深刻かしつつある。

地球規模の破局を避けるために、従来の経済活動のあり方を見直し、世界的な均衡達成を目指す必要があると論じた「成長の限界」(ローマクラブ報告)が発表されたのは、もう30年以上前の1972年のことである。

地球温暖化防止のため、二酸化炭素など温室効果ガスの排出を削減する目的で、「京都議定書」が結ばれてからも、すでに10年以上がたっている。

人間には難しい問題に対処する能力が備わっていると思いきや、血まみれ泥まみれになり、たくさんの無言の犠牲者が出るまで、どうやら自分の非を悟れないようだとは、誰しも言いたくはない。

もはや、後ず去りできるスペースは残されていない。

「掛け替えのない地球」という表現をフアッションする余裕も、残されてはいない。

 

第5課 てんぷらの発油でエコ.ドライブ

エコとは、エコロジーの略称である。

エコロジーは狭義的には、生態学の概念として用いられてきたが、後に、元の概念に即して、いわゆる「環境に配慮する」、または「地球に優しい」などといったところの、企業の技術開発や生産活動のことを指すようになった。

現在では、私たちの日常生活のさまざまな場面にまで、このエコロジー持つ外延的な意味が浸透してきている。

一人一人が身近な場面で、自分が出来ることを始めることで、日常生活における環境負荷をなるたけ低減させようという思考である。

エコ.ライフという考え方は、いまや人類共通の意識と見なされるほど大切な考え方だ。

周知のごとく、環境問題または資源問題は、いま全地球の主民が直面する、最も深刻な問題の一つである。

無尽蔵を思われていた天然資源も、現実に枯渇する恐れが出てきた。

そして実際に、「自国の領土を守る」という大義名分のもとで、国と国の中で資源を奪い合うようになり、それがきっかけで、国家中の外交問題が絶え間なく起きるしまつだ。

限られた天然資源を無闇に使ってしまえば、結局、困るのは人類自身にほかならない。

そのような結末を迎えないためにも、私たちは早い段階で何と手を打つように努めなければならない。

節約など、できるだけ資源を大切にすることはもちろんのこと、より積極的かつ最善の方策として、自然資源の代替品を見つけ出すことも重要だ。

例えば、私たちにとって絶対必要なエネルギー源であるガソリンを、食用油の廃油で代用するバイオ.デイーゼルと呼ばれる新燃料の試みは、日本や欧米諸国では、すでに始まっている。

 ここにSVO(Straight Vegetable Oil)と言われる、植物性の廃食油だけが動力源であるデイーゼル車で、旅を続けている二人の男の人がいる。

名古屋市出身の学生である真鍋卓也さんと、神奈川県出身の元会社員下田賢一さんである。

二人は2005年、アジアをはじめ、世界各国を訪れる国際交流の船旅である「ピース.ボート」の船中で出会い、旅の途中で。

世界の貧困や環境問題を目の当たりにした。

帰国後、「何か環境問題に取り組む活動ができないかと、自分なりに考えてみたところ、植物性油100%で走る車があることを知った。

それで、この車で誰も達成していない日本一周旅行に挑戦してみようと思いついた」と真鍋さんは話した。

  2007年8月1日に横浜を出発したが、埼玉県を通る際に燃料ポンプに空気が入り、エンジンがかからなくなるトラブルに見舞われた。

しかし、修理後は特にトラブルもなく順調に旅を続け、栃木、岩手、北海道、秋田、新潟、山梨など約20カ所以上を訪れ、真鍋さんの実家がある名古屋へ倒着した。

「旅の最大の問題は、燃料補給だった」と下田さんは話す。

燃料は、出発前に済みだ数リットルが全てだった。

それでも、全国に住む知人を頼ったり、各地の天ぷら店やそば屋で廃油を分けてもらいながら、なんとか移動したと言う。

二人は10月5日に名古屋を出発し、関西方面へ向かい、さらに九州に上陸した。

その後、四国も回り、再び名古屋を経由して横浜に倒着した。

「深刻ぶらずに、環境保護うについて問題提起ができればいい」と考えた二人が、ついに天ぷらの廃油で日本全国を完走したのだ。

  彼らが乗る車には、こらまで訪れた場所を記した日本地図のほかに、各地で出会った100人以上の人々から寄せられたメッセージが書かれている。

二人は「世界中を旅した後に日本の良さを再確認した。

旅先で出会った人たちや、美しい景色に励まされた」と言っ

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