日语能力测试一级真题.docx
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日语能力测试一级真题
2000年日语能力测试一级真题
文字·語彙(100点45分)
問題Ⅰ 次の文の下線をつけた言葉は、どのように読みますか。
その読み方をそれぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1 自然が滅んでいくのを防ぐには、嘆くだけではいけない。
これ以上の悲惨な状況を避けるために行動を起こそう。
(1) 滅んで 1 いたんで 2 およんで 3 ほろんで 4 ゆるんで
(2) 嘆く 1 なく 2 なげく 3 わく 4 わめく
(3) 悲惨な 1 びざんな 2 びさんな 3 ひざんな 4 ひさんな
(4) 避ける 1 ぬける 2 さける 3 のける 4 よける
問2 その僧は、さまざまな寺を巡りながら、自分に妥協せず辛抱強く修行を続けた。
(1) 巡り 1 さわり 2 たどり 3 まわり 4 めぐり
(2) 妥協 1 じゃきょう 2 じゅきょう 3 だきょう 4 どきょう
(3) 辛抱 1 じぽう 2 じぼう 3 しんぽう 4 しんぼう
(4) 修行 1 しゅうきょう 2 しゅぎょう
3 しゅうこう 4 しゅこう
問3 山の空は澄み、光を遮る雲ひとつない。
(1) 澄み 1 かすみ 2 すずみ 3 すみ 4 とみ
(2) 遮る 1 さえぎる 2 さまたげる 3 へだてる 4 やわらげる
問4 浜辺で若い男女が貝殻を拾っているそばを、子どもたちが駆けていった。
(1) 浜辺 1 はまべ 2 はまへん 3 ひんべ 4 ひんぺん
(2) 貝殻 1 かいかく 2 かいがく 3 かいから 4 かいがら
(3) 駆けて 1 かけて 2 しかけて 3 つけて 4 ふざけて
問5 この会社では、現在優秀な人材を募っている。
(1) 人材 1 じんさい 2 じんざい 3 にんさい 4 にんざい
(2) 募って 1 いのって 2 したって 3 つのって 4 やとって
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Ⅱ 次の文の下線をつけた言葉は、ひらがなでどう書きますか。
同じひらがなで書く言葉を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) 学生のときもっと勉強しておけばよかったと後悔している。
1 古米 2 国会 3 誤解 4 航海
(2) 油が酸化して、味が落ちた。
1 参加 2 噴火 3 眼科 4 豪華
(3) この肉は脂肪が多くて、健康によくない。
1 司法 2 志望 3 逃亡 4 窮乏
(4) 河川の汚れが問題になっている。
1 下線 2 火山 3 加減 4 課税
(5) さまざまな規制を緩和しようという動きがある。
1 神話 2 童話 3 漢和 4 温和
問題Ⅲ 次の文の下線をつけた言葉は、どのような漢字を書きますか。
その漢字をそれぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
問1 私は、ていこうしてあばれる犯人を押さえ込んだゆうかんな父をほこりに思う。
(1) ていこう 1 抵抗 2 抵攻 3 邸坑 4 邸巧
(2) あばれる 1 妨れる 2 荒れる 3 暴れる 4 奮れる
(3) ゆうかんな 1 勇肝な 2 勇敢な 3 雄肝な 4 雄敢な
(4) ほこり 1 賞り 2 誉り 3 誇り 4 褒り
問2 しょうがいをこくふくして、社会にこうけんした人の伝記を読み、非常にはげまされた。
(1) しょうがい 1 障害 2 障慨 3 彰害 4 彰慨
(2) こくふく 1 刻服 2 刻覆 3 克服 4 克覆
(3) こうけん 1 公賢 2 公献 3 貢賢 4 貢献
(4) はげまされた 1 努まされた 2 励まされた
3 勧まされた 4 激まされた
問3 若いころは家庭をかえりみることなく働いていたが、最近は強い家族関係をきずくことの大切さをつうかんするようになった。
(1) かえりみる 1 観みる 2 顧みる 3 慮みる 4 鑑みる
(2) きずく 1 気付く 2 傷く 3 建く 4 築く
(3) つうかん 1 通貫 2 通感 3 痛貫 4 痛感
問4 古代のぎしきに使われたと思われるあざやかないしょうがさばくから発掘された。
(1) ぎしき 1 議式 2 犠式 3 儀式 4 義式
(2) あざやかな 1 濃やかな 2 彩やかな 3 透やかな 4 鮮やかな
(3) いしょう 1 衣装 2 衣裂 3 依装 4 依裂
(4) さばく 1 硫模 2 硫漠 3 砂模 4 砂漠
問題Ⅳ 次の文の下線をつけた言葉の二重線( )の部分は、どのような漢字を書きますか。
同じ漢字を使うものを1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) 彼がピアノのコンクールで優勝するとかくしんしている。
1 今年の冬はひかくてき過ごしやすい。
2 明日の会議に何人出るか、もう一度かくにんしよう。
3 よく準備した結果、試験にごうかくした。
4 次回のオリンピックでメダルかくとくを目指している。
(2) いんりょくとは、物体が互いにひっぱりあう力である。
1 映画館がまんいんで入れなかった。
2 二国間の条約がまとまり、後はちょういんしきを待つばかりだ。
3 経済が悪化するのには、いろいろなよういんが考えられる。
4 この言葉がどこの出ているか、さくいんで調べなさい。
(3) この土地は国がしょゆうしている。
1 ゆうやけが美しい。
2 アルバイトをする時間的よゆうがない。
3 先生からゆうえきなご意見をいただいた。
4 今はアルバイトより勉強をゆうせんさせたい。
(4) 夏の日に水をまいてもすぐじょうはつしてしまう。
1 これはじょうりゅうして作った酒です。
2 かじょうな宣伝はやめるべきだ。
3 この店はよくはんじょうしている。
4 この部屋のてんじょうは低い。
(5) この国では、せいみつ機械を輸出している。
1 この学校にはせいふくがある。
2 子どもたちを校庭にせいれつさせた。
3 災害にあい、外国に援助ようせいした。
4 買い物をしてせいさんをすませたら、お金がなくなった。
問題Ⅴ 次の文の の部分には入れるのに最も適当なものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) あの選手は、走る がとてもきれいだ。
1 フォーム 2 ポーズ 3 ポジション 4 コントロール
(2) この辞書は、今いちばん がある日本語の辞書と言われている。
1 威力 2 迫力 3 権威 4 権限
(3) 佐藤さんは、ホテルの予約が難しいと聞いただけで、 旅行をあきらめた。
1 あっさり 2 うんざり 3 げっそり 4 じっくり
(4) あの店員は、来たばかりのころは自信なさそうに していたが、今はすっかり落ち着いた。
1 いやいや 2 おどおど 3 ぐずぐず 4 だらだら
(5) こういう話は一度 と、まとまらなくなる。
1 みだれる 2 ねじれる 3 はずれる 4 こじれる
(6) 事務所ではアルバイトを2名 している。
1 案内 2 応募 3 募集 4 捜索
(7) 始めて会った瞬間、 的にこの人とはうまくいくと思った
1 主観 2 悲観 3 予感 4 直感
(8) 山田さんは、自分の子どもがときどき理解できないという。
私も だ。
1 同感 2 同情 3 共感 4 共鳴
(9) テレビが洪水の状況を に映し出している。
1 ありかた 2 ありさま 3 ありのまま 4 ありよう
(10) もっと を広げて、自分のからに閉じこもらないようにしなさい。
1 見地 2 視野 3 視点 4 観点
(11) 田中さんは一生信念を 。
1 はたした 2 うちこんだ 3 やりとげた 4 つらぬいた
(12) イヌとネコのどちらが好きかと聞かれても困るが、 選ぶならネコだ。
1 たとえ 2 まさに 3 しいて 4 ひいては
(13) この仕事には特別な資格はいらないが、日本語がある程度できることが 。
1 のぞましい 2 ふさわしい 3 まちどおしい 4 めざましい
(14) 高速道路で制限速度を50キロ して走り、スピード違反でつかまった。
1 アップ 2 オーバー 3 マーク 4 チェンジ
(15) 並んで順番を待っている人の列に 、文句を言われた。
1 おしこんだら 2 のりこんだら 3 ふみこんだら 4 わりこんだら
問題Ⅵ 次の
(1)から(5)の の言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) せかい・・・・・・悩んでいるのは自分だけではないと知って、せかいがひらけた感じがした。
1 まだまだ我々の知らないせかいがたくさんある。
2 日本のニュースに続いてせかいのニュースが放送される。
3 どんなすばらしい選手でも必ずおとろえる。
勝負のせかいはきびしい。
4 定年のなったら、夫婦でせかい一週の船をしようと計画している。
(2)くに・・・・・・都会にいると、くにの親が送ってくれるいなかの食べ物がほんとうにうれしい。
1 この町にはいろいろなくにの人が住んでいる。
2 くにをあげて観光事業に取り組んでいる。
3 仲間が集まると、みんながくにの名物や祭りの自慢をしてにぎやかだ。
4 子どものときサーカスに行った。
何もかもふしぎでおもしろく、夢のくにに来たかよ思った。
(3) ひく・・・・・・あの人は人目をひくかっこうをするのが好きだ。
1 5から3をひくと2になる。
2 なべを温めてから油をひいた。
3 8歳の女の子からの投書が、私の注意をひいた。
4 いなかの父は、自分の家のふろに温泉をひいている。
(4) しぶい・・・・・・二人とも踊りの名人だが、一方はしぶくて、一方ははでだ。
1 お茶を濃くいれすぎるとしぶくなる。
2 今度のニュース解説者は、ネクタイの趣味がしぶい。
3 あの人は運動の趣旨には大いに賛成してくれたけれど、寄付はしぶかった。
4 オートバイを買ったと報告したら、父母はしぶい顔をした。
(5) なげる・・・・・・あの人のことはもうなげている。
何を言ってもむだだ。
1 うちのイヌは、ボールをなげてやると喜んで追いかける。
2 まじめな職業の代表と思われていた銀行員の犯罪は、社会に話題をなげた。
3 すもうでは、からだの大きな人が小さな人になげられたりするからおもしろい。
4 手伝うといっておいて、途中でなげられては困る。
ちゃんと最後までやってほしい。
問題Ⅶ 次の
(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1) なんとか
1 難しい試験だったが、なんとか合格することができた。
2 なんとかいいことがありそうな気がする。
3 あの人はなんとか好きになれない。
4 近ごろなんとか胃の調子がおかしい。
(2) 極端
1 極端なダイエットはからだに悪い。
2 あの人は、大好きか大嫌いかで中間がない。
極端的だ。
3 南極と北極は地球の極端だ。
4 極端ぶって過激なことばかりする。
(3) ぼつぼつ
1 きょうは一日何もしないでぼつぼつした。
2 ぼつぼつ映画が始まった。
3 日曜日の公園ではぼつぼつと人が散歩していた。
4 ぼつぼつ始めましょう。
(4) とぐ
1 くもっためがねをはずして、ハンカチでといだ。
2 うちの包丁はといであるからよく切れる。
3 からだをといで筋肉をつけた。
4 感覚がにぶらないように、いつもといでおかないといけない。
(5) わざわざ
1 となりの席の子どもがわざわざ私の足を踏んだ。
2 電話がないので、わざわざと公衆電話で電話をする。
3 あんなつまらない本をわざわざ買うことはない。
4 友だちはわざわざ近所まで来たのに、寄ってくれなかった。
2000年日语能力测试一级真题
聴解(100点45分)
問題Ⅰ
問題Ⅱ 絵などはありません
2000年日语能力测试一级真题
読解·文法(200点90分)
問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
答えは、1、2、3、4から最も適当なものを一つ選びなさい。
100年ほど前にあたる1900年のとき、地球上の人口はおよそ16億人であった。
それが現在、55億人になっている。
私たちが金魚鉢の金魚だと思えばよい。
3匹の金魚が突然3.5倍の11匹に増えれば水が濁るように、3.5倍も人口が増えれば環境に何らかの悪い影響が出るのは当然であろう。
この人口のまま止まればまだよいのだが、(中略)たいへんな勢いでまだ増え続けている。
1991年での世界人口の増加率は1.7%と推定されているが、それで計算すると、人口は40年間で倍増することになる。
この増大傾向の修正のためには、地球上の私たち全員のライフスタイルの見直しが急務である。
それにはどのような課題があるのだろうか。
(中略)
1つは私たち全員の価値観の問題である。
伝統的価値観として「子沢山」が望ましいと見なす民族は世界でも少なくない。
私たちの民族もそうである。
子沢山を祝福する気持ちが私たちの国では現在でもあり、にぎやかな家庭の幸福像を描きがちである。
1989年に、1人の女性が一生の間に平均して何人の子供を産むかという合計特殊出生率が1.57になったときに、1.57ショックといって大騒ぎになった。
その騒ぎも、この価値観と関連している。
そのときに、子供が1人ではかわいそうだ、日本の将来の労働力の減少をどうするのか、というような指摘があった。
自民族の人口の減少に対する警備心はたいへん強いのである。
もちろん、ここでは国や民族レベルでの議論をしているのであって、個別の家族の子沢山の是非を論じているのではない。
2つ目の問題は社会システムの問題である。
とくに貧困と差別について考える必要がある。
国の経済力不足などで国の社会保障が十分でないと、老後などを心配して国民はある人数の子供をつくろうとする。
また、貧しい家族は子供に家族の労働力を期待して子沢山になる傾向が見られる。
さまざまな差別が人口に関わるライフスタイルに影響を与えるが、とくに男女差別は直接的な影響を与える。
環境と開発に関わる世界委員会がまとめた『地球の未来を守るために』(OurCommonFuture)は女性の地位の向上が子供数の減少につながると指摘したが、これは大切な指摘であろう。
女性の地位が向上すれば、家族内での子供を産むかどうかということについて女性の発言権が増大し、そのような社会においては子供の数が減少する。
また、女性の雇用機会が十分に与えられている社会では、婚姻年齢が上昇し、そのことが子供数の減少につながっているという。
問1 「この人口のまま止まればまだよい」とあるが、どういう意味か。
1 人口はまだ勢いよく増えているから環境を守ることができる。
2 人口の増加率が現在と同じ程度であれば環境への影響はない。
3 今以上に人口が増えなければ環境の悪化もそれほどではない。
4 人口が100年前と同じ16億人であれば環境への影響はない。
問2 「ライフスタイルの見直しが急務である」とあるが、どうしてライフスタイルを急いで変える必要があるのか。
1 ライフスタイルを変えれば、人口の増加率を低くしていくことができるから。
2 ライフスタイルを変えれば、人口が増えても環境に悪い影響を与えないから。
3 ライフスタイルを変えれば、食料生産が間に合って生活が豊かになるから。
4 ライフスタイルを変えれば、日本でも子供の数を増やすことができるから。
問3 「その騒ぎも、この価値観と関連している」とあるが、どういうことか。
1 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供は要らないという現在の家族観に合致するということ
2 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供の数が多いほうがよいという伝統的な家族観に反するということ
3 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供は要らないという現在の家族観に反するということ
4 日本で1人の女性が一生の間に産む子供の数が減ったことは、子供に数が多いほうがよいという伝統的な家族観に合致するということ
問4 「国民はある人数の子供をつくろうとする」とあるが、どうしてそうするのか。
1 国全体で老人より若い世代が多いほうが、労働力が豊かでいいと考えるから。
2 平均寿命が短いため、子供もたくさんつくっておいたほうがいいと思うから。
3 親が死んだあとに、子供が一人残ってしまうのはかわいそうだと思うから。
4 何人か子供がいれば、年を取ってから世話をしてもらえると考えるから。
問5 「そのような社会」とあるが、どういう社会か。
1 夫が子供の数を決められる社会
2 男女差別がまだ強く残っている社会
3 妻の意見が尊重される社会
4 老後の保障が十分でない社会
問6 この文章のまとめとして最も適当なものはどれか。
1 日本の女性が一生の間に産む子供の数が1.57人にまで減ったのは、国や民族の存続に関わる大きな問題だ。
2 人口の増大傾向を止めるには、子沢山を望ましいとする価値観を変え、貧困や男女差別をなくす必要がある。
3 家庭内の女性の地位が向上し、女性の雇用機会が十分あれば、男女差別もなくなるし環境問題も解決できる。
4 地球の環境を守るためには、人口増加率をおさえて100年前の16億人程度にまで減らさなければならない。
問題Ⅱ 次の
(1)から(4)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1、2、3、4から一つ選びなさい。
(1)年齢というのは、相手を理解する上での重要なキーワードだと、わたしは思っている。
同じく、自分を理解してもらう上での重要なキーワードでもある。
「同じ世代だったんですね。
じゃあ、あれ、ご存じでしょ?
」
ということもあれば、
「へえ、十歳違うと、やっぱり考え方が異なってくるものですねえ」
ということもあるだろう。
それにわたしは、自分の年齢を恥じたりしていない。
若くして亡くなる人もいるというのに、わたしはいま現在で半世紀もの年月を生きることができた。
いやなこともいいこともいっぱいあったが、そのどれもが、かけがえのない私の人生、一年たりとも否定したりごまかしたりしたくはない。
しかし、かなりの文化人ではあっても、女性の中には年齢を公にしたがらない方がけっこういらっしゃるようだ。
あるシンポジウムに参加した時、パンフレットのパネラー紹介で、わたしのところだけ年齢がなかった。
他のパネラーは男性で、全員、ちゃんと年齢が記されている。
どうしてでしょうと問い合わせると、女性の方は年齢を入れないでほしいとおっしゃる方が多いので、と言われた。
つまり、勝手に気遣って、わたしだけ年齢を伏せてくださったというわけだ。
よけいなお世話である。
ひとこと、どうしますかと尋ねてほしかったのにと、かえって腹がたった。
【問1】「重要なキーワードだ」とあるが、なぜキーワードなのか。
1 お互いを理解するのに重要な手掛かりになるから。
2 自己紹介の時に言わなければならない事柄だから。
3 見かけにだまされないようにするのに重要だから。
4 年齢が違えば話し方を変えなければいけないから。
【問2】「自分の年齢を恥じたりしていない」とあるが、なぜ恥じたりしないのか。
1 これからも長生きをする自信があるから。
2 今までの人生は自分にとって貴重だから。
3 いやなことをたくさん解決してきたから。
4 本当の年齢よりももっと若く見られるから。
【問3】「女性の方は年齢を入れないでほしいとおっしゃる方が多いので、と言われた」とあるが、だれに言われたのか。
1 パネラーの男性
2 文化人の女性
3 シンポジウムの主催者
4 シンポジウムの参加者
【問4】「かえって腹がたった」とあるが、なぜ腹がたったのか。
1 年齢を書かれたくなかったのに、書かれてしまったから。
2 パネラーは自分だけが女性で他の人は皆男性だったから。
3 文化人であっても年齢を公にしたがらない女性が多いから。
4 相手が、筆者も年齢を書かれたくないだろうと考えたから。
(2)「ごちそう」は、もともと、馳走、という漢語から出た言葉です。
「馳走」は「走りまわる」「かけめぐる」という意味ですが、つまり、食事を作るために、その材料を集めるのに、あるいは煮たり焼いたりするのに、身体を忙しく動かさなければならず、その労苦へのねぎらいと感謝から発せられる「あいさつ」のことばで、「ご苦労様でした」「お疲れ様でした」「お造作をかけました」「ありがとうございました」といったニュアンスのことばであるわけです。
だから、なにも料理にかぎったことではなく、たとえばとなりの家へもらい風呂に行ったとき、風呂に入った帰りがけに、
「ごちそうさまでした」
というむかしは、今でもつかわれる場合があるのではないかと思います。
ことにむかしは、風呂ひとつたてるにしても、風呂おけに水を汲み入れ、たきぎを集まり、つきっきりで火を燃やしたり、大変な労働をともなう仕事であったわけですから、なおさら、「ごちそうさまでした」というあいさつがつかわれても、少しも変ではなく、また、そこにこめられた気持ちには深いものがあったといえるでしょう。
(中略)
「ごちそうさま」は、料理そのものより、むしろ人間の心に向けて発せられる「あいさつ」なのです。
ついでにいうと、料理屋で食事をしての帰りに、店の人に、
「ごちそうさま」
という人がいますが、わたしはそれはあまりそぐわないと思っていて、つかいません。
「お世話さま」
というのをつかいます。
もらい風呂をして、「ごちそうさまでした」といっても、お風呂屋さんでは、そうはいわない。
お風呂屋さんも料理屋さんも、それが商売であり、そこで、「ごちそうさま」というの