around 4007台词.docx
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around4007台词
"金曜ドラマ「Around40?
注文の多いオンナたち?
」"
"男女雇用機会均等法世代とも言われ自立した女性の象徴的存在である…"
"(遥)一瞬岡村さんとつきあってるのかと思いました"
"(聡子)つきあってるわけないじゃない"
"(瑞恵)彼女いるの?
"
"(恵太朗)僕給料安いから"
"私は全然そんなこと気にしないから"
"(奈央)早くシャワー浴びてきて"
"(新庄)そこまでして子ども欲しいと思わないから"
"やっと見つけたんだもん私が私でいられる人"
"つきあってくれませんか?
"
"つきあってあげてもいいですよ"
"僕達がつきあってること病院のみんなにいつかバレるんですかね"
"バレないんじゃない結婚するわけじゃないんだから"
"〈えッ何?
〉"
"〈もう結婚のこと考えてるってこと?
〉"
"じゃあそろそろ帰ります"
"〈えッもう帰っちゃうの?
〉"
"帰る?
"
"はい"
"コーヒーおかわり"
"帰ります"
"そう"
"はい"
"〈もう帰っちゃうんだ〉"
"あッねえ"
"何でもない"
"(和子)おかえり"
"なんだ来てたの何か用?
"
"わかってるでしょ"
"恵ちゃんこれ見てすてきでしょ?
"
"似合ってないから"
"もうどれだけ時間かかったと思って…"
"知らないよ"
"恵ちゃんお願い結婚して"
"だからその気ないって何度も言っただろ"
"《(大橋)帰るなよ》"
"《奈央のことわかってくれないだんなのとこなんか帰んなよ》"
"《どうしたの?
マー君らしくない》"
"《わかってもらえるように話すから》"
"ただいま"
"ねえちゃんと話したいの子どものこと"
"あッそう子どもっていえばさ"
"今度ベビー関連のビジネスパートナーここ呼びたいと思ってるんだ"
"彼子ども生まれたばかりだし"
"俺達も子ども好きをアピールしないとな"
"さあ今日から営業頑張るわよ"
"(竹内)営業ったって大したことやんないんだろ"
"そんなことないわよはいこれお願い"
"なんで俺が?
私は回覧板回してくるから"
"ゴミなんか出すとこ見られたら恥ずかしいだろ"
"今はねゴミ出しはりっぱな夫の仕事の一つとして"
"世間に認められててしない夫の方が恥ずかしいんだから"
"いやでも…"
"ほらね"
"はい"
"行ってらっしゃい"
"(田島)ちょっと緒方先生聞いてくださいよ"
"何?
"
"(遥)岡村さんです"
"どうした?
"
"いつものケチです"
"給湯室の湯沸かしポット保温禁止っていうんです"
"(明日香)保温は電気がもったいないから"
"お湯は使うたびに沸かすようにって"
"まあケチじゃなくてエコともいうし"
"えッ?
"
"えッ?
"
"ああ…岡村さん"
"はい"
"給湯室の湯沸かしポットの件だけど"
"みんな不便だって言ってるから保温はあり"
"そういうことでよろしくお願いします"
"お願いします"
"ケチじゃなくてエコとか言っちゃった"
"大丈夫かなバレてないかな"
"バレないんじゃないんですか"
"みんな他人のことなんてそんなに気にしてませんから"
"あッねえ瑞恵には私達のことちゃんと話したいと思ってるの"
"瑞恵の気持ち考えるとこのまま黙ってるのは心苦しいから"
"僕もです"
"今夜話そうと思ってるんだけど一緒に来る?
"
"いったん家に帰らないといけないので後から行きます"
"わかったじゃあマー君の店で合流ね"
"はいじゃあ"
"(祥子)いよいよ今日から一人で営業ですね"
"はい竹内さんの武器は?
"
"おしゃべりです"
"それを営業でぜひ生かしてください"
"期待してます"
"店舗リストと名刺です"
"ありがとうございます"
"《(祥子)この仕事で忘れちゃいけないのは?
》"
"《(瑞恵)第一に笑顔です》"
"こんにちは"
"こんにちは"
"「はらペコナビ」という携帯サイトで店舗紹介をしてる者ですが…"
"ランチの仕込みで手離せねえんだよ"
"では名刺置いておきますのでまたよろしくお願いします"
"《(瑞恵)第二に心のふれあいです》"
"こんにちはちょっと話をさせてもらってもいいですか?
"
"すいませんちょっと立て込んでまして"
"わかりましたではまた伺います"
"《(瑞恵)第三に自分自身が》"
"《お店の経営を手伝うつもりで接すること》"
"(外国語で話す店員)"
"あのほかに話わかる方いますか?
"
"テンチョが立て込んでる"
"ではあの店長によろしくお伝えください"
"あのこれは名刺といって…"
"これお願いします"
"贈り物ですか?
"
"はい姪の4歳の誕生日に"
"かしこまりました"
"わあ…"
"(和子)緒方様?
"
"あッ…"
"こんばんは"
"こんばんは"
"その後どうされてるのかってずっと気になってたんですよ"
"ああおかげさまで"
"決まったんですか結婚!
?
"
"いえあの…つきあい始めた方ができまして"
"あら?
早く結婚決まるといいですね"
"いえいえまだつきあい始めたばかりですし"
"年下なんですよ6つも"
"やっと年下のよさにお気づきになられたんですね"
"緒方様のようなアラフォーの方がご結婚されると"
"日本の女性にとっても私にもすごく励みになります"
"お幸せをお祈り申し上げます"
"ありがとうございます"
"帰ってよ"
"嫌嫌嫌"
"結婚してくれるっていうまで帰らないんだから"
"約束があって行かなきゃいけないから"
"まさか女の人?
"
"つきあってるの?
"
"待ってどういう人?
"
"(瑞恵)岡村さんのおかげなの"
"岡村さんが主婦の私だから"
"できることがあるんじゃないかってアドバイスしてくれたの"
"それで私の武器はおしゃべりだっていうことに気づいたの"
"それで営業なんだそう"
"そうなんだ"
"その岡村さんの…"
"私思ったんだけど岡村さんとは出会うべくして出会ったのよ"
"私の人生にこんな大きな影響与えてくれた人はいないもの"
"そう思わない?
"
"あの瑞恵…"
"岡村さん彼女いないって言ってたけどほんとにそうなのかな"
"ねえ瑞…"
"ううん"
"いたとしてもうまくいかないと思う"
"だって岡村さんは…"
"(大橋)いらっしゃいませ"
"私の運命の人だもの"
"遅くなりました"
"あッ…"
"私に会いにきてくれたんですね"
"えッ?
"
"今日こそ私の気持ちを聞いてくれますか?
"
"あの…"
"ううんお互いの気持ちを確認して"
"みんなに発表したい気分だわ"
"あのねえ…"
"いらっしゃいませ"
"恵ちゃん"
"何だよつけてきたのかよ"
"恵ちゃん結婚のことどうしたら真剣に考えてくれるの?
"
"結婚!
?
"
"結婚!
?
"
"緒方様?
"
"知ってるの姉ちゃん?
"
"お姉ちゃん!
?
"
"お姉様ですか"
"一番上の姉ですていうか知り合いなの?
緒方先生と"
"私のお客さんだった方よ"
"えッ!
?
"
"結婚相談所に入ってたんですか?
"
"(友人一同)結婚相談所!
?
"
"まあ昔の話ね"
"恵ちゃんおつきあいしてる精神科医の先生ってまさか…"
"違うわよね?
"
"緒方先生だよ"
"そんな…"
"へえ"
"ちょっと待った"
"つきあってる?
"
"瑞恵ごめん"
"ごめんって何?
"
"話ってそのことだったの?
"
"どうして話してくれなかったの?
"
"いや話そうと思ったのでもなかなか…ごめん瑞恵"
"すいません"
"岡村さんまでなによ"
"二人とも私の気持ち知ってて陰で私のこと笑い者にしてたのね"
"してない!
"
"してません"
"してたのよ瑞恵先輩落ち着いて"
"私は落ち着いてるわよ"
"(和子)ちょっと待った"
"何だよ"
"結婚する気になってくれたとしても緒方様はダメよ"
"何言ってんの?
"
"そうよ考え直して"
"どうしてダメなんですか?
"
"恵ちゃんは利用されようとしてるの"
"えッ?
"
"えッ?
"
"緒方様ね今すぐ結婚したい理由はね"
"出産のタイムリミットが迫ってるからだっておっしゃってたの"
"緒方様はひとりでも生きていける十分な経済力がおありになるから"
"子どもができたらすぐに捨てられるに決まってる"
"ちょっと待ってよ"
"何?
"
"俺結婚するつもりないから"
"?
?
"
"大丈夫先輩?
"
"何が?
"
"そりゃあショックよね"
"結婚する気ないなんて言われたら"
"ショックも何もつきあい始めたばっかりで"
"結婚のケの字も考えてないって"
"39の女と結婚を考えないでつきあう岡村さんってどうなの?
"
"それを言うなら6つ年下と結婚できると思ってつきあってる"
"39の女はどうなんだってのねえマー君?
"
"先輩らしくないよ自分で自分の価値下げるようなこと言うの"
"一般論を言ってるの結婚相談所で"
"女の市場価値っていうのを思い知ったんだから"
"この先結婚がなくても岡村さんとつきあうの?
"
"もちろん結婚がないからって別れる理由にならないでしょ"
"一緒にいて楽しいっていうのが一番大事なんだから"
"おはようございます"
"おはよう"
"昨日はすいませんでした姉が来たことで話がややこしくなって"
"気にしてないから"
"本当は悪い人じゃないんです"
"姉は昔いろいろあっていろんなことを背負い込んできた"
"かわいそうな人なんです"
"そうでもほんと気にしてないから"
"それから…"
"だから気にしてないからほんとに"
"まだ何も話してませんけど"
"だから結婚とかさ…"
"えッ?
"
"えッ何?
"
"今日行ってもいいですか?
"
"うんもちろん"
"じゃあお邪魔します"
"うん"
"今診察が終わったところなの"
"あと20分で会社着くから会議始めるの待っててくれる?
"
"すいません護国寺の方までお願いします"
"(由美)…というもの"
"(一同)おはようございます"
"おはようございます"
"どうして副編集長に先に進めさせたんですか?
"
"(美智子)どうなの不妊治療の方は?
"
"えッ?
"
"あなたの負担が少しでも軽くなるようにと思ってしたことよ"
"ありがとうございます"
"(おなかが鳴る)"
"ああ…"
"ああ…"
"(森岡)女性のお客さんはめったに来ないから"
"女性は入りづらいかもしれないですよね"
"外から中が見えますし"
"あるチェーン店の定食屋さんはあえて二階や地下にお店を構えるって"
"テレビでやってました"
"私はとにかく疲れてておなかがすいてたから"
"あッすいませんどこでもいいから入ったみたいで"
"いただきます"
"おいしい!
"
"ここに入って正解でした"
"すいません全然期待せずに入ったみたいで"
"でもほんとにおいしいですからレシピ教えてもらいたいくらい"
"あッそうだ"
"私飲食店の情報を携帯のサイトでご紹介させていただく仕事…"
"何か?
"
"初めてなんです"
"名刺受け取ってもらえたの"
"もうどこに行っても忙しいやら何やらで"
"あッ…"
"暇だからなうちは"
"こういうのいつも断ってるから"
"あれ?
"
"お笑いじゃないじゃないですか"
"間違えて録画しちゃった"
"結構ドジなんですね"
"ああショック何やってんだろ"
"かわいそうに"
"ほんとかわいそうな私"
"僕は録画しましたけど"
"なんだ早く言ってよ"
"今度持ってきます"
"何か違うの見る?
"
"緒方先生"
"うん?
"
"僕結婚しないって言いましたけど"
"緒方先生とはっていう意味じゃありませんから"
"急にどうしたの?
"
"僕誰とも結婚するつもりないんです"
"どうして?
"
"結婚なんて僕には無理なんですよ"
"無理?
"
"家族の意味もよくわからないし"
"それでも僕でいいんですか?
"
"もちろん何言ってんの?
"
"最初にちゃんと言うべきだったのかなって"
"そんなことつきあう前から言う方が変じゃない"
"じゃあこれからもよろしくお願いします"
"こちらこそよろしくお願いします"
"あッ僕そろそろ"
"〈ウーンやっぱり帰る?
〉"
"コーヒーおかわり…"
"帰ります"
"そう"
"ごちそうさまでした"
"今日のしょうが焼き定食もほんとにおいしかったです"
"ああッえッ?
"
"もったいないじゃないですか"
"これお客さん出せないから"
"ジューサーでポタージュにしちゃえばいいじゃないですか"
"えッ?
うちでよくやるんです"
"キャベツと長ネギとゴボウのポタージュ"
"手軽に野菜が取れるから"
"定食の一品に入ってたら女性客にウケると思います"
"いやでもうちは女のお客さん…"
"あッメニューを表にディスプレーしたらどうです?
"
"それだけでかなり入りやすくなると思います"
"やってみましょうよ"
"あッ行かなきゃ"
"あのこれちょうどです"
"じゃあまた来ます"
"ありがとうございました"
"こんにちは"
"こんにちは"
"恵太朗にはないしょで来ました"
"緒方様結婚と引き換えにいろんなもの"
"手に入れてらっしゃるじゃないですか"
"別に引き換えたつもりないですけど"
"大きなテレビ"
"大きくて座り心地のいいソファそれに…"
"お高そうなマッサージチェア"
"よろしかったらどうぞ"
"よろしいんですか?
"
"ええもちろん"
"じゃ遠慮なく"
"スイッチ横です"
"ああ…効く?
"
"ああ…家に健康機器なんかなかなか置けませんもんね"
"子どもの頃家にぶら下がり健康器があったくらいで"
"うちもありました"
"ぶら下がり健康器?
"
"はい"
"しばらくは家族一同競うようにぶら下がってたんですけど"
"いつの間にか誰もぶら下がらなくなって"
"そのうち洗濯物がぶら下がってた"
"うちもそうです"
"やっぱり?
どこもそうなのね"
"コーヒーどうぞ"
"ありがとうございます足…"
"あのお話って?
"
"恵太朗結婚はしないって言いましたけど"
"それは結婚すると自由がなくなるとか"
"親せきづきあいが面倒くさいとかそういうことじゃないんです"
"かわいそうな恵ちゃん…"
"えッ?
"
"恵太朗と私は家族の犠牲になったんです"
"犠牲?
"
"いろいろあったんですうちの家"
"私はそんな家が嫌でさっさと結婚して家を出ました"
"恵太朗を残して"
"だから私恵太朗に負い目があるんです"
"恵太朗にはちゃんと結婚して"
"ちゃんと幸せになってほしいんです"
"もったいないな"
"よし"
"誕生会?
"
"うんよかったら来ない?
"
"ほら瑠花岡村さんに懐いてたからきっと喜ぶと思うの"
"メンバーはね父と父が再婚した晴子さんと弟夫婦と瑠花と私"
"普通は気軽に行けないシチュエーションですよね"
"ああだから一緒に仕事をしている心理士として来て"
"つきあってることは言わない"
"言ったら結婚するのかとか聞かれてまた大騒ぎになるからさ"
"(緒方)結婚するのか?
"
"(達也)男連れてくるだけで大騒ぎするな一緒に働く心理士さんだろ"
"(マキ)岡村さんですよねほらパパ例の"
"そうそう姉貴よりずっと若い人そうそう"
"でも男なんだろ"
"親父期待しすぎない方がいいよ"
"(晴子)落ち着いて先生"
"俺は落ち着いてるよ"
"ただいま"
"あッ来た"
"どうぞ"
"こんばんは"
"こんばんは(瑠花)お兄ちゃん!
"
"瑠花ちゃん久しぶり元気だった?
"
"うん"
"岡村さんです"
"岡村です"
"岡村さん姉貴みたいな人と一緒じゃ大変でしょ"
"みたいな人ってどんな人よ"
"楽しいですよ"
"ほら"
"聡子はね昔からしっかり者で頑張り屋で"
"人のことばっかり考えてだから…"
"お父さん今そういう話いいから"
"いいじゃないですか"
"39歳の娘の自慢をする父親なかなかいないと思いますよ"
"それ恥ずかしいことじゃないの?
"
"親父俺の自慢でもすれば?
"
"おまえの何を自慢するのだ?
"
"あら達也さんのお店が載った雑誌の切り抜き"
"大事そうにお財布に入れてんのはどこの誰でしたっけ?
"
"(達也)マジで?
"
"知らないなあ"
"見たい見たい"
"(達也)あり得ません"
"お父さん飲みすぎ"
"いいじゃないかねえ岡村さん"
"えッ…"
"ちょっと飲んじゃダメだって"
"晴子さんビールダメです"
"ダメです"
"はい"
"かわいそうでしょ僕うちで一番弱いんだから"
"長生きしてほしいからですよねえ?
"
"おじいちゃん長生きしてね"
"うれしいよ?
"
"(マキ)おじいちゃん泣いちゃった"
"(佐々木)本当に新庄さんと一緒に仕事ができることを感謝してます"
"こちらも赤ちゃんが生まれたばかりのあなたから"
"すごくいいパワーもらえる気がします"
"幸せオーラに包まれてるじゃないですか"
"ああすいませんありがとうございます"
"新庄さんお子さんどうするんですか?
"
"さあどうでしょうね"
"そればっかりは授かりものですから"
"そりゃそうだ"
"(赤ちゃんが泣く)"
"どうした?
頑張ってくださいね"
"(新庄)どうしたの飽きちゃった?
"
"ほら口元がそっくりでしょ?
"
"(新庄)ほんと"
"(佐々木)まゆ毛見てくださいしっかりしたまゆ毛で"
"ごめんなさい私ちょっと気分が悪いんで失礼します"
"大丈夫ですか?
"
"ええどうぞごゆっくり"
"(佐々木)すいませんありがとうございます"
"ビジネスパートナーだって言っただろ"
"赤ちゃん抱くぐらいのことしてくれてもよかったじゃないか"
"私今子どもを産んだ幸せな人を祝福する気になれない"
"なんでみんな当たり前のように子ども産めるのに"
"私だけってどうしても思っちゃう"
"そんなふうに思っちゃう自分はもっと嫌なの"
"話の途中でしょ"
"マイナスオーラに包まれてる人とは一緒にいたくない"
"ただいま"
"おい瑞恵!
"
"あッ…私寝てた?
"
"スーツがシワになるだろメシは?
"
"ちゃんとできてるチンするだけじゃない"
"してくれよチンただのチンよ"
"家のことは手を抜かない約束だろチンぐらいやってよ"
"(洋介)言い合ってる間にチンくらいできるんじゃない?
"
"そうよまったくチンぐらい何なのよ"
"聡子がああいうタイプを好きになるなんてな"
"ちょっと待ってよ"
"岡村さんはただの仕事仲間だって言ってるでしょ"
"はい終わったそうかありがとう"
"まあそういうことにしといてもいいけど"
"そんなふうに見えた?
"
"見えた"
"お父さん結婚のこと期待したかな"
"さあ"
"期待されちゃ困るんだけどな"
"どういう意味よ?
"
"岡村さん誰とも結婚する気がないみたい"
"なんでよ?
"
"家族関係がうまくいってなかったみたい"
"そう"
"好きな人が家族を持ちたくないなんてショックだよね"
"まあ別に私岡村さんと結婚したいってわけじゃないからね"
"そうなんだ"
"でも岡村さん"
"その問題を乗り越えるのは一人じゃ無理だよね"
"愛情を持って一緒に乗り越えてくれる誰かが"
"必要なんじゃないの?
"
"昨日はごちそうさまでした"
"こちらこそありがとう"
"瑠花すごく喜んでた"
"瑠花ちゃんかわいいですよね"
"うん"
"緒方先生もかわいいですよ"
"えッ?
"
"一応冗談ですけど"
"冗談なんだ"
"あれ冗談じゃない方がよかったですか?
"
"年下にかわいいって言われてもね"
"うれしいくせに"
"さあ今日も仕事頑張るわよ"
"ほらうれしそうじゃないですか"
"すみませんなかなか話すら聞いてもらえなくて"
"甘えないでください"
"うちは主婦の方にも無理なく働けるよう"
"勤務形態などを考慮して理解ある会社だと思います"
"でも仕事は仕事です"
"主婦の甘えは通用しませんから"
"じゃあ行ってきます"
"(従業員達)行ってらっしゃい"
"(電話のベル)"
"どうしたんですか?
"
"奈央のことです"
"妻が何か?
"
"奈央子どものことで悩んでるみたいですけど"
"ちゃんとわかってます?
"
"奈央とちゃんと話し合ってくれてます?
"
"夫婦の問題ですあなたが言うことじゃないでしょう"
"奈央ほんとに悩んでんだよ"
"あなた本当に妻のことがお好きみたいですね"
"バカにすんなしてませんよ"
"むしろ尊敬してます"
"光栄だなモテる妻を持って"
"時間がないので失礼しますよ"
"(奈央)どういうことですか?
"
"私の知らないところで企画がどんどん進んでいます"
"私をサポートしていただいてるのはわかってますし感謝もしてます"
"でも編集長は私です"
"そうね編集長はあなたね"
"新庄高文の妻であるあなたじゃなきゃダメなの"
"えッ?
"
"雑誌のコンセプトどおり早く子どもを産むことだけを考えて"
"あとは他のスタッフでどうとでもなるから"
"一つ聞いてもいいですか?
"
"(美智子)何?
"
"私が編集長になれたのは"
"新庄高文の妻だからですか?
"
"そんなことわかってると思ったけど"
"あれ?
"
"(森岡)いらっしゃい"
"ああこんにちは"
"あんたの言うとおりにやったら"
"少しずつだけどお客さんが増えたよ"
"よかったです"
"私も表に出てたポタージュついてる定食お願いします"
"はい"
"やってみようかな"
"携帯のサイトってやつ"
"名刺もらえるかな"
"ありがとうございます!
"
"緒方先生"
"今日行ってもいいですか?
"
"今日瑞恵達と約束があるの"
"そうなんですかわかりましたまたにします"
"ねえ"
"よかったらうちで待ってて"
"えッ?
"
"ちょっ