新编日语 语法资料18.docx
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新编日语语法资料18
第一课
一、…であろうと、
…であろうと
【意味】
どちらの場合であっても、後ろには事態に変わりがないことを示す表現が多い。
=~でも~でも
【接続】
①名詞1+であろうと、名詞2+であろうと
②形容詞語幹1+かろうと、形容詞語幹2+かろうと
「暑かろうと、寒かろうと」
「よかろうと悪かろうと」
③形容動詞語幹1+であろうと、形容動詞語幹2+であろうと、
【練習Ⅰ】 次の文を「…であろうと…であろうと」の言い方に言い換えなさい。
①雨でも、雪でも、当日は予定どおり行います。
②猫でも、虎でも、動物の子供がかわいいのは同じでしょう。
③アジアでも、ヨーロッパでも、戦争を憎む気持ちは同じです。
④試験の時期は春でも、秋でも、準備の大変さは同じだ。
1、这篇论文无论是内容还是形式都非常好。
1、この論文は内容であろうと、形式であろうと、立派なものだ。
2、无论是晴天还是雨天,都不改变计划。
2、晴天であろうと、雨天であろうと、計画は変更しない。
3、无论是写论文还是对所作研究进行发表,都需要充分的资料。
3、論文を書くのであれ、研究発表をするのであれ、十分なデータが必要だ。
4、无论是入学考试还是应聘的面试,考试前都很紧张。
4、入学試験であれ、就職面接であれ、試験の前は緊張するものだ。
二、動詞「かける」について
【意味と用例】
①高い所からぶらさげる。
たらす。
(悬挂)
▲テーブルにテーブルかけをかけましょう。
▲床の間に掛け物がかけてある。
②上にのせる。
かぶせる。
(盖上,戴上,架上,坐)
▲この川に橋をかけるのは難しい。
▲どうぞ、その椅子におかけください。
③浴びせる。(浇,洒)
▲ソースか醤油をかけて召し上がってください。
▲水道が凍りましたから、上からお湯をかけてみてください。
④時間やお金を使う。(花费)
▲一週間もかけて、この作文を書きました。
▲このオーバーを作るのに三万円かけました。
【慣用的表現】
▲時間をかける▲親に心配をかける
▲お金をかける▲面倒をかける
▲鍵をかける ▲保険をかける
▲声をかける ▲鍵をかける
▲水をかける ▲醤油をかける
▲小包に紐をかける
▲屋根に梯子をかける
▲ストーブに薬缶をかける
▲オーバーにブラシをかける
1、因为是独生儿子,所以举办婚礼花了很多钱。
一人息子だから、結婚式にはたくさんお金をかけました。
2、孩子的事情让您操心了,很抱歉。
子供の事で、ご心配をかけて、どうもすみませんでした。
3、请将水壶放在炉子上。
ストーブにやかんをかけてください。
4、请锁上抽屉再走。
引き出しに鍵をかけてから出かけなさい。
三、副詞「ずっと」について
【意味と用例】
①まっすぐに。
(一直)
▲この道をずっと行けば、駅の前へ出ます。
▲ずっと中にお入りください。
②引き続き。
(持续,一直)
▲夏休みの間、ずっと海外に行っていました.
▲朝からずっと勉強していたので、少し疲れた。
③「ずっと+場所名詞・時間名詞」
かなり離れているという意味。
▲駅はまだずっと先です。
▲ずっと昔に聞いた話なので忘れた。
④「ずっと+形容詞・形容動詞」
はるかにという意味。(相差甚远)
▲遊びの好きな生徒は勉強の好きな生徒よりずっと多い。
▲僕より弟のほうがずっと体重があるよ。
①漢字の書き方はカタカナよりずっと難しいです。
②戦争があったのはずっと昔のような気がするが、まだ50年経っていません。
③ロングヘアよりショートのほうがずっと似合っている。
④今までより会話がずっと自由になりました。
⑤以前より海外旅行はずっと簡単になりました。
四、終助詞「かな」について
疑問詞「か」に感動詞「な」をつけたもの。話し言葉。
【意味と用例】
①自分の疑問の気持ちを独り言で言う。
▲その人にもらった名刺をバッグにしまったんだけど、どこで無くしてしまったかな。
▲おや、なにか音がしたけど、誰か来たのかな。
②相手に質問する意味を示す男性用語。
▲こんな本は君につまらないかな。
▲山田さんの住所を君は知っているのかな。
③「…ないかな」の形で、「そうなればいい」という願いの気持ちを表す。
▲早く冬休みにならないかな。
▲誰か一万円貸してくれないかな。
五、 接尾語「さま」
【意味】
名前などの言葉につけて、尊敬の気持ちを表す。
「さん」より丁寧な言い方。
「お/ご…さま」の形が多い。
【用法と用例】
①「名前+様」の形で、手紙の宛名などに使う。
▲田中秋子様▲劉燕様
②「お/ご+名称+様」
▲お父様 ▲お母様
▲おねえ様 ▲お嬢様
▲ご主人様 ▲奥様
▲お客様 ▲神様
▲お月様 ▲イエス様
③相手に対する気持ちを表す言葉につける。
▲おかげさま▲ご苦労様
▲お疲れ様 ▲ご馳走様
▲お粗末様 ▲お待ち遠様
六、接続詞「それとも」「あるいは」「または」
【意味と用法】
1、あるいは
①Aか、あるいはBか…
疑問文を結ぶ。
どちらか一方を取る。
二者択一。
▲学校へ行くのか、あるいは休むのか、どっちなのですか。
▲やれるか、あるいはやれないか、とにかくやってみることですね。
②AあるいはB…
AかあるいはB…
主として語を結ぶ。
前者Aを優先させる。
▲歩いていては間に合わない。
バスかあるいはタクシーで行こう。
▲この用紙には鉛筆、あるいはシャープペンシルを使ってください。
▲氏名欄の振り仮名は、片仮名あるいはローマ字で記入すること。
③AもあるいはBも…
動詞・形容詞+ても、あるいは動詞・形容詞+ても…
「AもBもどちらも」、「二者共に」の意味。
▲英語も、あるいは日本語も通じない社会。
▲先生に聞いても、あるいはお父さんに聞いても教えてくれない。
2、または
二つのことの中からどちらか一つを選ぶという意味。
▲(志望を)文学部にするか、または経済学部にするか、早くどちらかに決めなさい。
▲漢字(か)またはひらがなで書いてください。
3、それとも
①AかそれともBか
疑問文を結ぶ。
どちらか一つを選ぶ。
▲大学に進むか、それとも会社で働くか、決めなさい。
▲散歩にでも行きますか。
それとも、映画でも見ましょうか。
②AそれともBか
名詞につける。
意味は疑問文と同じ。
▲バナナ、それともみかん、どっちが食べたいの。
七、「だけで(いい)」について
【意味と用例】
①「それだけで、十分だ」という意味。
(只要……就足够了)
▲部品を取り替えなくても、修理するだけで済みます。
②「考える、聞く、思う、想像する」などの動詞に続けて使う。
「実際には体験しなくても感じられる」という意味。
★テキストの例はプラスのものばかりだが、マイナス表現もある。
▲イルカのダンスなんて、考えただけで楽しくなる。
▲明日からまた仕事だと思うと、考えるだけでいやになる。
▲地震は経験した人の話を聞くだけでこわい。
【練習】次の文を書き取りなさい。
①ただ話しただけで、あの人の良さが分かった。
②会いに行かなくても、電話だけで済みます。
③みんなに謝るだけでは済みません。
④スポーツはただ見るだけでは面白くない。
⑤いくら体によくても、三食とも野菜だけでは栄養が偏ってしまう。
八、接尾語「屋」
1その商売をするお店という意味。
床屋/花屋/菓子屋/電器屋/お土産屋
八百屋/金物屋/居酒屋
2その職業をする人。
よく「さん」をつけて 使う。
時計屋さん/ペンキ屋さん/電器屋さん
床屋さん/果物屋さん/郵便屋/さん
技術屋/政治屋
(軽蔑する気持ちで言う時にも使う)
3屋号として店などの名前につける。
中村屋という料理屋
九、副詞「だいぶ」
【意味】思ったより数量が多かったり、程度がはなはだ しかったりという意味。
=「かなり・ずいぶん」
【用例】
▲今日は本をだいぶ買った。
/今天买了不少的书。
(数量)
▲病気はだいぶよくなりました。
/病情大有好转。
(程度)
十、「という」について
【意味】
述語以外に、連体修飾語として、後続語の具体的な内容を示すこともある。
【用法】「引用内容+という+名詞」
【練習】
「という」で前後の文を繋いでください。
①この会社には、仕事は五時までです。
規則があります。
②弟が大学に合格しました。
知らせを受けました。
③彼女の到着が一日遅れます。
連絡が入りました。
④タバコの煙が体によくない。
事実は誰でも知っている。
第二课
1.~なくてはならない(=なければならない)
【意味】社会常識や事柄の性質から見て、そのような義務、
必要性がある。
必须…、要…、非…不可。
【接続】動詞未然形+なくてはならない
外国へ行ったらその国の法律を守らなくてはならない。
ゴミは決まった場所、決まった時間に捨てなくてはならな い。
たとえ雨が降っても風が吹いても学校へ来なくてはならな い。
すこしぐらいつらくても我慢しなくてはならない。
教師は学生に対して公平でなくてはならない。
文の成分:
a 述語(谓语)
借りた部屋ですから、家賃を払わなくてはならない。
保証人は社会人でなくてはならない。
b 連体修飾語(定语)
人生には我慢しなくてはならないことはたくさんある。
払わなくてはならないローンがあるから、毎月の生活は相当苦しい。
「なくてはならない・なければならない」と
「なければいけない・なくてはいけない」
☀~なくてはならない➡(個人の意志とは関係なく誰にとってもそうする義務、必要がある)
☀~なくてはいけない➡(個人の意志、個別の事情で義務や必要が生じた場合)
明日の朝早く起きなければいけないので、お先に失礼します。
来週出張しなければいけないから、今週中仕事全部終わるようにしなくてはいけない。
2.~とよい(=といい)
【接続】活用語の終止形+とよい(といい)
【意味】願望と勧め
a願望「如果…就好了」
国慶節(こっけいせつ)が早く来るといいですね。
この部屋がもっと広いといいのに。
学生がもっと積極的だといい。
b勧め「可以…」
わからないときはこの辞書を使うとよい。
旅行に行くとき小さいドライヤーを持っていくとよい。
疲れたとき少し寝るといい。
何か困ったことがあったら先生と相談するといい。
打ち消しの場合➡(ないほうがいい)
今買わないといい(✕)
今買わないほうがいい(○)
「~といい」と「~たらいい」「~ばいい」の区別
a疑問文「~とよい・といい」(✕)
「~たらいい・~ばいい」(○)
うまくいかないとき時はどうするといいですか(✕)
うまくいかないとき時はどうしたらいいですか(○)
先生に聞いたら(聞けば/聞くと)いいですよ。
b一般「~とよい・といい」
特定「~たらいい・~ばいい」
3.~込む
【接続】動詞の連用形+込む➡複合動
【意味】「中に入る」と「十分に行う」
a中に入るまた中に入れる。
「…进」「…入」
川に飛び込んで、溺(おぼ)れている子供を救(すく)った。
北風が家の中に吹きこんできました。
誰にも気づかれずに部屋に滑り込んだ。
b 十分に行う、すっかり…する。
「深入、持续、完全」]
最近何かあったのか、彼はずっと考え込んでいる。
授業中、彼はいつも黙り込んでいる。
彼女の人柄に私たちはみんな惚れ込んでいる。
中国は近い将来必ず世界先進国と肩を並べられると信じ込んでいる。
4.他動詞「つける」と自動詞「つく」
「つける」と「つく」の対応
書き記す。
「写上」「记上」「注上」
カレンダーに印(しるし)をつける➡印がカレンダーについている。
次の仮名に漢字をつけなさい➡仮名に漢字がついている。
その勘定(かんじょう)は私につけてください➡その勘定はもう私の帳面(ちょうめん)についている。
塗りつける。
「涂上」「抹上」
パンにバターをつけて食べるのがすきです➡バターがパンについている。
唇(くちびる)に口紅(くちべに)をつけている➡口紅が唇についている。
のりをたくさんつけたので、もうすっかりついていて取れない。
添える。
「附加」「增添」
カードをつけて花屋さんに999輪(りん)のバラの花を届けてもらった➡届いたバラの花にカードがついている。
ステーキにジャガイモをつけて出す➡ジャガイモがステーキについている。
条件をつけてお金を貸す➡お金を借りるには条件がついている。
身につける。
「养成」「学会」「掌握」
今から実力をつけないと将来だめよ➡実力がついていたら、将来困らない。
悪い癖をつけないように気をつけてください➡悪い癖がついたら直りにくい。
小さい時からよい習慣をつけなければなりません➡小さい時からよい習慣がついている。
取り付ける。
「安装」
この教室にクーラーをつけてくれた➡この教室にクーラーがついている。
部屋にシャワーをつけてくれて便利になりました➡部屋にシャワーがついていて便利になりました。
電信会社はブロードバンドをつけてくれました➡うちにはブロードバンドがついている。
点数、名前を定める。
「打分」「起名」
審査委員たちは彼のスピーチに満点をつけた。
今度の試験は先生に低い点数をつけられた。
子供に章郎恵子という名前をつけた。
(つく)付き添う。
「跟随」
先生の後について読んでください。
代表団について通訳をする。
あの人にはどうしてもついていけない。
関連表現
日記をつける教養をつける
栄養をつける気をつける
身につける決着(けっちゃく)をつける
第三课
一、動詞連体形+までもない
【意味と用例】
「そこまでする必要はない」「しなくてもいい」という意味。
■改めてご紹介するまでもありませんが、山本先生は世界的に有名な建築家でいらっしゃいます。
■そんなことは考えるまでもなく、誰にでも分かるはずだ。
【慣用句】「言うまでもない」
常識だから、言う必要がないという意味。
(不用说/不言而喻/不消说)
■未成年者がお酒を飲んだり、タバコを吸ったりすることは、言うまでもなく許されることではない。
■人間は本来孤独なものであることは言うまでもない。
【練習Ⅰ】次の文を聞いて、該当するところを「までもない」で言い換えなさい。
①この程度の風邪なら、医者に行く必要がない。
うまいものを食べて、一日ぐっすり眠れば直ります。
②皆さんよくごぞんじのことですから、わざわざ説明する必要がありません。
③改めてご紹介する必要がありませんが、こちらは世界的に有名なピアニストのリチャードさんでいらっしゃいます。
④子供の頃、兄が大事にしていた万年筆を持ち出して無くしてしまったことがある。
後でひどく怒られたことは当然のことだ。
⑤結婚の相手は自分で見つけなければならない事は、当たり前のことです。
【正解】
①本箱の組み立て方なら、僕が分かるよ。
わざわざ説明書を(読む/見るまでもない)。
②(申し上げるまでもない)ことですが、病院内では携帯電話はお使いにならないようにお願いいたします。
③地図を見ながら行ったら、山田さんの家は、(さがすまでもなく)すぐに分かった。
二、接尾語「中」
【意味と用法】
Ⅰ.中(ちゅう)
「そのものや範囲の中において」という意味。
①「数字+中」 =「…うち」
▲三百人中第一位
▲十中八九間違いない。
②「物を指す名称+中」 =「…の中」
▲土中に住む生物
▲空気中の有害物質
▲海水中の塩分
③「期間を表す名詞+中」
「その期間のうちに」(よく「…ちゅうに」の形で使う)
▲夏休み中に水泳の練習をするつもりだ。
▲今月中に一度上京する予定だ。
▲午前中は図書館にいて、午後は実験室にいる予定だ。
ただし、★「午前ちゅう」はあるが、「午後ちゅう」はないが、「午後じゅう」はたまにある。
★「明日中/今年中/今日中」等の「じゅう」で発音する例もある)
④「状態を表す名詞+中」=「…の間」
▲彼は在米中に学位をとった。
▲これは不在中に起こった事件だ。
⑤「動作を表す名詞+中」「…の進行中、…しているところ」
▲試験中は静粛にすること。
▲食事中はお行儀よくしなさい。
Ⅱ.「中」(じゅう)
「その範囲の中すべて」という意味。
①「範囲を表す名詞+中」
「その中の全部」という意味。
▲全国優勝で学校中が大騒ぎだ。
▲東京じゅう/日本じゅう/国中
②「時を表す名詞+中」
「…の間ずっと」という意味。
▲一日じゅう雨が降っていました。
▲南極は年中寒い。
ただし、「…じゅう+に」の場合、=Ⅰの③
▲午後中にお電話します。
【比較】
▲来週までに仕上げろ。
(今週でもいいし、来週までにいい)
▲来週じゅうに仕上げろ。
(今週はだめ、来週のうちに完成しなければなりません)
【正解】
①この製品は試用期間(ちゅう)に故障したら、ただで修理してもらえる。
②サイレンの音でアパート(じゅう)住人が外に飛び出した。
③課長の休暇(ちゅう)に一大事が起こった。
④部屋(じゅう)捜したが、見つからなかった。
⑤戦時(ちゅう)、一家ばらばらになっていた。
⑥十人(ちゅう)三人までは反対の意見であっ た。
⑦彼女はダイエット(ちゅう)のはずなのに、どうしてあんなにたくさんの食べ物を買い込むのだろう。
⑧双子の転校生が教室に入ってくると、クラス(じゅう)、大騒ぎになった。
⑨平均五本(ちゅう)二本は腐って食べられなかった。
⑩午後(じゅう)ずっと宣伝カーの音でうるさかった。
⑪走行(ちゅう)の窓から手を出さないでください。
三、「…とされている」
【意味】「とする」の受身表現で、「…といわれている/…と考えられている/…と見なされている」とほぼ同じだ。
普通、報道文や論文など、あらたまった文体に使う。
【接続】「文+とされている」
「名詞述語文(だ)+とされている」
【用例】
■チョムスキーの理論では、言語能力は人間が生まれつき持っている能力とされている。
■地球の温暖化の一因として、大気中のオゾン層の破壊が大きくかかわっているとされている。
【練習】
次の文を「とされている」で言い換えなさい。
①当時では歌舞伎は風俗を乱すものと言われていたので、禁じられました。
②暖冬の影響で、来年も桜が例年より早く咲くと言われている。
③日本は今でも男性中心の社会だと考えられている。
④アジアから北アメリカを経て南アメリカに文明が伝わったと言われている。
⑤仏教で、生き物を殺すのは十悪の一つと見なされている。
⑥早寝早起きの人は長生きだと言われている。
四、「た」助動詞
1、「た」について
①過去、完了
▲昨日は授業がありませんでした。
▲食事はもうすみました。
②感動したりした気持ち
▲いいお天気でよかった。
▲こりゃ、驚いた!
③命令
▲さあ、歩いた!
▲どいた、どいた、けが人を運ぶんだか。
★タ形を用いた命令表現は、一般に話し手の差し迫った気持ちを表す。
④存在の発見
▲こんなところに財布があった。
▲やっぱりここにあった。
2、想起
主に状態性の表現や無意志的な動作について、回
想を表す。
①いったん忘れてしまったことを思い出す場合に使う。
▲明日は定休日だったわ。
▲A:
「火曜日は暇ですか。
」
B:
「(手帳を見て)火曜日はだめです。
授業がありました。
」
★「授業があります」➜ただの主張でしかない
②「た」に、疑問や確認の終助詞(か/かしら/ね/かな等)をつけたら、確認の気持ちとなる。
▲お宅に電話があったかな。
▲明日試験があったかしら。
▲火星に衛星があったかしら。
▲あなたは山田さんでしたね。
③接続「名詞述語/ある/いる」のタ形
【比較】
a、大隈さんは早稲田大学を建てた方ですね。
(主張の確認)
b、大隈さんは早稲田大学を建てた方でしたね。
(想起による確かめ意識)
c、会議は明日も2時からですか。
(普通の疑問文)
d、会議は明日も2時からでしたか。
(話し手の判断が正しいかどうかを確認する文)
(何年ぶりかで見かけた時)
e、「どちらでしたか。
」(丁寧な言い方)
f、「どなたですか。
」(失礼になる)
五、「…だけでは」
【意味】
「…だけだと不十分なので、あまりよくない状態になってしまう」ような表現が後件に来る。
後ろにはマイナス評価の表現が続く。
■いくら体によくても、三食とも野菜だけでは栄養が偏ってしまう。
■ただ聞いているだけでは忘れてしまうから、メモを取っておこう。
■正しい発音を聞かせるだけでは足りませんから、一人一人まねをさせます。
(1) 体育运动光看就没劲了。
(1)スポーツはただ見るだけでは面白くない。
(2)去外国只是看风景就没意思了,我是想和当地人尽可能多地接触。
(2)外国へ行ってただ景色を見るだけではつまらない。
そこの土地の人たちとちょっとでも触れ合う旅にしたい。
(3)光凭和他说几句话,是无法了解他的优点的。
(3)ただ話しただけでは、あの人の本当の良さは分からない。
六、「…てしまう」
1、「てしまう」について
①完了
■あの車は売ってしまったので、もうここにはいない。
■「ちょっとこの手紙を書いてしまうから、待ってください。
」
②感慨(残念、後悔など)
■家が三軒焼けてしまいました。
■酔っ払って、ばかな事を言ってしまったと後悔している。
2、「てしまう」はくだけた話し言葉では、
「ちゃう/じゃう」になることが多い.
①てしまう=ちゃう
■仕事はもうみんな済ませちゃったから、あとは寝るだけだ。
②でしまう=じゃう
A:
「あれ、ここに置いといたコーラは?
」
B:
「もう全部飲んじゃったよ。
おあいにくさま。
」
【練習Ⅰ】次の「てしまう」を「ちゃう/じゃう」で言い換えなさい。
①昨日はお金を一万円使ってしまった。
②山田さんはビールを十本飲んでしまった。
③今年は三回交通事故を起こしてしまった。
④昨日は本を八冊買ってしまった。
⑤雨の中を歩いて、風邪を引いてしまった。
⑥朝から働いていたので、もうすっかり疲れてしまって、動けない。
【練習Ⅱ】次の()に、「ちゃう」かまたは「じゃう」を持つ適当な言葉を入れなさい。
①「田中さん、そ