ニューアプローチ中级日本语doc.docx
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ニューアプローチ中级日本语doc
ニューアプローチ中級日本語
第1課 色のイメージ
好きな色は人によって違います。
好きな色でその人の性格が分かると言う人もいます。
でも、明るい色より暗い色のほうが好きな人は性格も暗いでしょうか。
色と性格が関係があるかどうかは分かりませんが、色とその色からイメージするものは関係があるかもしれません。
青と赤と黄色の中でどれが一番「危険」をイメージしますか。
だいたいどこの国でも赤から「危険」を連想するのではないでしょうか。
赤のイメージはもちろん「危険」だけではありません。
日本の中華料理のお店ではカウンターやテーブルは赤です。
もしそれが青だったら、きっと食欲がなくなるでしょう。
でも、青には別のイメージがあります。
夏の暑い日はのどが渇きます。
そんなときにあなたはどんな色のジュースが飲みたくなりますか。
日本で赤と青と黄色のジュースを用意して、道を通る人に実験して見ました。
黄色のジュースも人気がありましたが、青ほどではありませんでした。
赤は一番人気がありませんでした。
きっと青を見ると涼しく感じるのではないでしょうか。
別の実験では同じ形で同じ大きさの箱を2つ持ってもらって、どちらの箱が重いか尋ねました。
1つは白で、もう1つは黒でした。
ほとんどの人が黒い箱のほうが重いと答えました。
でも、本当は2つの箱は同じ重さでした。
明るい色に比べて、暗い色はなんとなく重く感じるようです。
(1)赤から連想することは何ですか。
(2)青から連想することは何ですか。
(3)色よって重く感じたり軽く感じたりしますか。
どんな色が軽く感じますか。
答え:
(1)危険、食欲です。
(2)涼しさです。
(3)はい。
明るい色が軽く感じます。
第2課 世界のじゃんけん
子供の遊びにはいろいろありますが、「鬼ごっこ」と言うのは大体世界中にある遊びの用です。
その鬼はどうやって決めますか。
日本では「じゃんけん」で決めるのが普通です。
「じゃんけん、ぽん」といって、グー、チョ木、パーのどれか1つを出して、負けた人が鬼になります。
このじゃんけんも世界各地にあって、よく似ています。
手を握る「グー」が「石」を、指を二本出す「チョキ」が「はさみ」を、手を開く「パー」が「紙」を表すのが一番多いです。
石とはさみと紙の勝負ですから、グーはチョキに勝って、チョキはパーに勝つことが分かります。
紙は石を包むので、パーはグーに勝ちます。
国によって、グーが金づちだったり、紙が布だったりします。
マレーシアのじゃんけんはちょっと違います。
グーとパーの形は日本とそっくりですが、チョキは指先を全部合わせて前に出して、まるで鳥のくちばしのような形を作ります。
そして、パーは紙ではなくて水を表します。
ですから、石と鳥と水の勝負です。
インドネシアにもじゃんけんのような遊びがあります。
握りこぶしから親指だけを出すのが「象」で、人差し指だけを出すのが「人」、小指だけ出すのが「アリ」だそうです。
象が人に勝って、人がありに勝つのは分かりますが、どうしてアリが象に勝つのでしょうか。
アリみたいに小さくても大きいものを倒すことができるところが面白いです。
(1)「鬼ごっこ」ではどうやって鬼を決めますか。
(2)日本の「グー、チョキ、パー」はそれぞれ何を表していますか。
それはあなたの国と同じですか、違いますか。
どこが違いますか。
答え:
(1) じゃんけんで決めます。
(2)発音だけ違います。
第3課 不便な駐車場
ある会社が駅のすぐ近くに3階建ての駐車場を造ったのですが、あまり利用する人がいなかったそうです。
料金は1時間300円ですからそんなに高くありません。
駅からやや遠いところにも駐車場がありますが、こちらは30分100円です。
1時間で比べれば、駅の近くの駐車場のほうがこちらより100円高いです。
でも、アパートの家賃もそうですが、駅に近ければ近いほど高くなるのが普通です。
それでは、なぜ駅の近くの駐車場は人気がないのでしょうか。
実は、この駐車場にはエレベーターがないので、3階に止めたら階段で降りたり上ったりしなければならないのです。
これがけっこうつらいようです。
それで、1階はいつもいっぱいで、2階もまあまあ利用があるのですが、3階はほとんど利用されませんでした。
困った経営者は何かいい方法はないか考えて、1つのアイディアを思いつきました。
上に行けば行くほど料金を安くすることにしたのです。
さっそく2階は1時間200円にして、3階はそれよりさらに50円安くしました。
この方法は大成功でした。
今では上のほうほど早くいっぱいになって、1階から3階までいつも「満車」の表示が出ています。
少しでも安くなるならエレベーターなんてなくてもいいと考える人が多いのでしょう。
どれくらい安ければ、不便でもかまわないと考えるか、それが問題です。
(1)この駐車場はなぜはじめは利用する人があまりいなかったのですか。
(2)この駐車場の3階の料金は前はいくらで、今はいくらですか。
(3)この駐車場は今はなぜ上のほうほど早く満車になるのですか。
答え:
(1)駐車場にエレベーターがなくて、不便だったからです。
(2)前は1時間300円で、今は150円です。
(3)少し不便でも、安いほうがいいと考えるからです。
第4課 アナウンスと親切
ある人が鉄道会社に行って文句を言ったそうです。
「駅のホームと車内の放送は何とかなりませんか。
電車に乗るたびに同じ事を聞かされて、うるさいんです」と。
しかし、駅員は『お気持ちは分かります。
確かにうるさいと思う方もいらっしゃいます。
ですけれども、初めて乗る人やまだ慣れていない人のために必要なんです。
どうぞご理解ください」と答えたそうです。
私自身も始めて行ったところでは、乗り換えの案内や次はどこの駅かアナウンスがあったほうが便利だと思っていました。
ですから、私はこの駅員の説明を聞いて、それは安全のために必要だし、それが公共の場所のサービスだと思いました。
ところが、それはちょっと変だと思う人がいるようです。
ヨーロッパに住んだことがある友人は私と違って、あれは本当に迷惑だと思っています。
例えば、パリの地下鉄は複雑だけれども、全然放送が流れないそうです。
それはずいぶんと不親切だなと私は思うのですが、彼は周りの人が困っている人を助けてあげれば「騒音」要らないと言います。
私は毎日電車で通勤していますが、その「騒音」にすっかり慣れてしまって何も感じなくなってしまったようです。
でも、彼の話を聞いて、公共の場所についての考え方が国によって違うのかもしれないと思いました。
(1)文句を言いに行った人は鉄道会社にどうしてもらいたいのですか。
(2)筆者と駅員の考え方は同じですか。
違いますか。
(3)友人は駅や車内のアナウンスについて、人によってどのように考え方が違うでしょうか。
答え:
(1)駅のホームと車内の放送をやめてもらいたいのです。
(2)同じです。
(3)要らないと思っています。
困っている人がいたら、周りの人が助けるからです。
第5課 タイムカプセル
20世紀が終わりに近づいていたころ、テレビでも新聞でも『この100年間を振り返る』と言う特集がありました。
人間の寿命はだいぶ長くなりましたが、次の特集を見ることができる人はそんなに多くないでしょう。
でも、専門家の話では医療技術が進歩すれば、人間の寿命もある程度延ばすことが可能だそうです。
それに、人間を冷凍しておいて、何百年も後に元に戻すこともできるようになるそうです。
本当にそんなことができるかどうか分かりませんが、もし私が冷凍人間になったら5千年後にしたいことがあります。
大阪城公園に埋められているタイムカプセルが6970年に開けられるときに、そこに行ってみたいのです。
このタイムカプセルは1970年に大阪で開かれた万国博覧会を記念して造られたものです。
新聞によると、直径1メートルくらいの球が2つ埋められていて、その中に当時の科学技術や生活、社会、芸術のことが分かるようなものが入っているらしいです。
5千年もたつと埋めてあることを忘れてしまうかもしれないし、中の状態も心配なので、2つのうち1つは100年ごとに開けることになっています。
20世紀の最後の年にも一度開けられましたが、中身は大丈夫だったということです。
5千年後の人はこれを見てどう思うのでしょうか。
その感想をぜひ聞きたいのです。
(1)『次の特集』と言うのはいつごろあるのですか。
(2)このタイムカプセルの中には何が入っているのですか。
(3)筆者が冷凍人間になったら、何をしたいと思っていますか。
答え:
(1)21世紀が終わりごろです。
あと100年後です。
(2)1970年の科学技術や生活、社会、芸術のことが分かるようなものが入っています。
(3)5千年後に大阪城公園でタイムカプセルが開けられたときに、それを見た人から感想を聞きたいと思っています。
第6課 夢の自動運転
高速道路は便利だが、普通の道路と比べると運転が単調になるので、長時間走っていると眠くなる。
スピードが出ているので、ちょっとした不注意で大事故が起こることがある。
運転手も他の人たちと楽しく話をしながら運転できれば、そんなに眠くなることはないかもしれない。
だが、運転中は前を見ていなければ非常に危険だ。
他の人が寝てしまって、目的地に着くまでずっと1人だけ起きているのもつらい。
いけないと思っても、ついうとうとしてしまう。
たいていは事故を起こさないように、眠くなったときには運転を途中で代わってもらったり、休憩を取ったりする。
しかし、近い将来にそんなことは必要なくなるかもしれないらしい。
SF映画などでは見たことがあると思うが、自動車の自動運転の研究が現在進められている。
この技術を使えば、高速道路では入り口から出口まで運転手が何もしなくても走ってくれる。
周りの車との距離をセンサーで測って衝突しないようになっている。
出口に近づいたら運転手に知らせてくれるから心配要らない。
もちろん走っている間にトイレに行きたくなったら、一番近くの休憩所に入ってくれる。
例えば、夜に九州を出発して、一晩中高速道路を走り続けて東京まで行くときにも、みんなぐっすり寝ていれば疲れることはないだろう。
しかし、あなたはそんな車でぐっすり寝ることができるだろうか。
いくら安全だと言われても私にはそんな勇気はない。
(1)高速道路で運転していると、どうして眠くなりますか。
(2)今研究されている技術を使えば、家から目的地まで自動運転できるようになりますか。
(3)自動運転が実用化されたら、どんなことができるようになりますか。
答え:
(1)普通の道路と比べると運転が単調になるからです。
(2)いいえ、家から目的地までではありません。
高速道路の入口から出口までです。
(3)
・(衝突しないように自動的に車の間隔をコントロールしたり、トイレがある場所
にも連れて行ってくれるので)運転手が何もしなくても、(高速道路を)走るこ
とができるようになります。
・(高速道路を走っている間は)(疲れたら)運転手は寝ることができるようにな
ります。
・(運転手)は(運転中に)友達と楽しく話すことができるようになります。
第7課 ギネスブックに挑戦
さまざまな分野の世界一の記録を集めた「ギネスブック」という本がある。
この本を見ると、人間は実にいろいろなことに挑戦していることが分かる。
スポーツの世界では、厳しい練習を重ねて人間の体の限界に挑戦する。
もう破られそうもないと思っていた記録が破られて、世界新記録が誕生する。
物づくりの世界では、高い技術によって2ミリ以下の小さい本が作られる。
これらはとても普通の人にはできないことだが、ギネスブックにはやればできそうなこともけっこう載っている。
例えば、みんなで協力して世界一長いホットドッグや世界一大きいピザを作る。
これ以外にも食べ物の世界一はいろいろある。
出来上がったものを見るとあまりおいしくなさそうだが、作るのは楽しそうだ。
しかし、中には他には誰もやりそうにないことも載っている。
飲んだ牛乳を目から出して、できるだけ遠くへ飛ばす。
誰がこの世界記録に挑戦してみようと思うだろうか。
それでは、誰でも簡単に世界記録に挑戦できるものを紹介しょう。
ノートくらいの大きさの紙を用意して、それを半分に折る。
そして、また半分に折る。
それを何回繰り返せるか。
10回以上できたらギネスブックに申請してみてもいいだろう。
簡単にできそうな気がするけれども、実は7回くらいでも相当難しい。
(紙の厚さを0.1ミリとすると25回で富士山くらいの高さになるはずだ。
)
(1)筆者はどんなことが普通の人にはできないことで、どんなことができそうなことだと考えていますか。
それぞれ2つずつ挙げてください。
(2)世界一長いホットドッグは一人で挑戦するのですか。
(3)筆者は『牛乳を眼から出して遠くへ飛ばす』ことに挑戦しようと思っていますか。
答え:
(1)・普通の人にはできないことは、スポーツの世界で世界記録を破ることと2ミリ以
下の小さい本を作ることです。
[第二段落]
・普通の人にもできそうなことは、世界一長いホットドッグを作ることと世界一大
きいピザを作ることです。
[第三段落]
(2)いいえ、みんなで協力して作ります。
[第三段落]
(3)いいえ、挑戦しようとは思っていません。
[第三段落『だれがこの世界記録に挑戦してみようと思うだろうか}]
第8課 100%の占い師
せっかく一所懸命勉強したのにテストでいい点が取れなかったと言う経験は誰にでもある。
期待していたほどいい点数が取れないとがっかりする。
反対に、思っていたよりいい点数が取れるとうれしくなる。
私の友達にあまり勉強しないのにいい点を取る人がいる。
いつも試験に出そうなところ予想して、そこだけ勉強する。
そして、その予想が本当によく当たるのだ。
前回のテストでも、そんなところは出ないだろうと思っていたら、本当にそこが出たので驚いた。
運がいいだけかもしれないが、私とは全く反対だ。
私は野球が好きなので、よく友達と一緒にどっちのチームが勝つか予想するのだが、今まであったことがない。
私が応援するチームは必ず負ける。
先日もはずれた方が当たった人にご馳走すると言う約束をしたのだが、やはり私がご馳走することになった。
ある日私は友達に『将来占い師になったほうがいいよ』と言われた。
予想がはずれてば駆りいる私がどうして占い師になれるのだろうかと思ったが、その友達によると、100%はずれる人は100%あたる人と同じくらいすごいのだそうだ。
なるほどと思った。
お客さんはいつも私の言ったことと反対のことを信じればいいのだから。
それなら宝くじも当たるのではないかと思ったので、次の日に当たりそうもない店に言って買ってみた。
どんな結果が出るか楽しみだ。
(1)筆者とその友達とどちらのほうがよく予想が当たりますか。
(2)どうして筆者は友達にご馳走をしましたか。
(3)筆者はどうして「当たりそうもない店」に行ってあたらくじを買いましたか。
答え:
(1)友達のほうがよく当たります。
[第二段落]
(2)はずれた方が当たった人にごちそうすることになっていたからです。
[第三段落]
(筆者が野球の予想ではずれたからです。
)
(3)筆者の予想はいつもはずれるからです。
「当たりそうもない店」に行けば、反対に
当たるだろうと思ったからです。
[第四段落]
第9課 やる気
しなければいけないのだが、やる気が出ないということがある。
自分の好きなことだったらやる気が出るが、それが義務だと思うとなかなかやる気が出ないものだ。
やる気というのは、好きか嫌いかという判断以外に『好奇心』と「目標」と「報酬」の三つの要素が関係しているらしい。
初めてのものに対して、それがどんなものか知りたいという気持ちがあればやる気が出る。
それから、それを何のためにするのかはっきりしている場合もやる気が出る。
そして、その目標を達成したら何かもらえることが分かっていれば、さらにやる気が出る。
しかし、注意しなければならないことが2つある。
目標を立てても、それが高すぎるために途中であきらめる人がけっこう多い。
まずは無理のない目標を立てる。
それを達成して自信をつけて、満足感を得る。
そうすれば次のやる気につながるはずだ。
物の報酬は、はじめは非常にやる気を刺激してくれるが、それが続くと効果がだんだん弱まる。
その刺激に慣れてしまうからだ。
やる気を出すために、より大きい報酬を求めるようになる。
それよりも精神的な報酬のほうが効果的だ。
小さなことでも褒められると、満足感をより強く、より長く得ることができる。
そして「もっとできるはずだ」という自信につながる。
叱られて、『よし、次は頑張ろう!
』とやる気を出す人もいるが、たいていは、叱られることによるマイナス効果のほうがプラス効果より大きいものだ。
だから、いくら叱っても効果がないのなら、たまにはその人を褒めてあげてみたらどうだろうか。
(1)本文ではやる気と関係があることについて何が挙げられていますか。
(2)途中でやる気がなくなるのはどうしてですか。
(3)『精神的な報酬』というのは何ですか。
それはどうしていいのですか。
答え:
(1「)好奇心」と「目標」と「報酬」(の3つ)が挙げられています。
[第二段落]
(2)一つ目は、目標が高すぎて、途中であきらめてしまうからです。
[第三段落]
二つ目は、物の報酬の刺激に慣れてしまうからです。
[第四段落]
(三つ目は、しかられて、自分にはできないと思うからです。
[第五段落])
(3)ほめる/ほめられることです。
ほめられると、やる気が出るからです。
[第二段落]
(ほめられると、「もっとできるはずだ」という自信につながるからです。
第10課 しょうがない
雑誌の占いのコーナーを読んでいたら、『日本人は占いが好きですね』と、外国人の友人が話しかけてきた。
どこの国にも占いはあるけれど、日本人は占い好きな国民の上位にランクされるのだそうだ。
占いがすきなのは何か目に見えない力に人生が左右されているという考え方が強い体と説明してくれた。
確かに日本人は占いが好きだ。
でも、たいていはその結果に従うとか真剣に信じるとかではなくて、ただそれを楽しんでいるだけないと思う。
珍しくて面白いが流行するのもそのせいではないだろうか。
目に見えない力と結びつけるのは考えすぎではないかと彼に話してみた。
すると、彼は『でも日本人は『しょうがない』という表現をよく使います。
これも占いすきと同じ理由でしょう」といった。
自分の国にも同じ様な表現はあるけれど、日本人は使いすぎのだそうだ。
なぜ占いすきと関係があるか問う宇土、どちらも自分の力ではどうしようもないという考え方があるからだと説明してくれた。
確かに『しょうがない』はあきらめの気持ちを表すが、日本人がそれを使いすぎるなんて信じられなかった。
ところが、話題が変わって『どうして1時間以上もかけて満員電車で毎朝通勤しているの?
会社に着く前に疲れるでしょう』と彼に聞かれて、私は思わず『それはしょうがないよ』といってしまった。
彼のおかげで自分の国の言葉について改めて考えることができた。
(1)次の二つについて筆者と友人の考えは、何が同じで、何が違いますか。
『占い』について 「しょうがない」について
(2)「しょうがない」という表現について、筆者の考え方は友人の話を聞く前と聞いた後では代わりましたか。
なぜですか。
(3)筆者は友人と話ができてよかったと思っていますか。
なぜですか。
(1)・「占い」について:
[第二段落]
「日本人は占いが好きだ」という考えは同じです。
[第二段落『確かに~』]
友人は「それは、日本人は何か目に見えない力に人生が左右されていると考えるか
らだ」と考えています。
筆者は「それは、ただ楽しんでいるだけだ」と考えています。
・「しょうがない」について:
[第三段落]
「しょうがないという表現はあきらめの気持ちを表す」という考えは同じです。
[第三段落『確かに~』]
友人は「その表現を日本人は使いすぎる」と考えています。
筆者は「その表現を日本人は使いすぎる」とは考えていません。
(2)変わりました。
(初めは「しょうがない」はそんなに使っていないと思っていましたが、実はけっこ
う使っているのではないかと思うようになりました。
)
無意識に「しょうがない」を使っていることに気がついたからです。
[第四段落『思わず~』]
(3)良かったと思っています。
彼のおかげで自分の国の言葉について改めて考えることができたからです。
第11課 いろいろな選択
人生にはいろいろな選択の場面がある。
将来を決めるような重大な選択からちょっとした選択まで様々だ。
同じ選択でも、真剣に悩んでしまう人もいれば、簡単に決めてしまう人もいる。
うれしい選択もあれば、つらい選択もある。
例えば、レストランで食事をした後のデザートについて考えてみよう。
ケーキとアイスクリームのどちらか一方にきめなければならなかったらどうするだろう。
どちらでも構わない人にとっては何でもない選択だが、甘い物には目がない人にとっては、うれしいけれど悩んでしまう選択だ。
しかし、これは悩みというより、むしろ楽しみなのかもしれない。
それと反対の場合もある。
夏休みになると学校から色々な宿題が出る。
例えば『夏休み中に本を二冊読んで感想文を書くか、毎日日記を書きなさい」と言われたらどうするか。
作文が好きな子にとっては何でもない選択だが、作文が嫌いな子にとってはこれほどつらい選択はない。
もし本を読むのも嫌いだったら、毎日日記を書くほうが、読書感想文よりはましだと考えるだろう。
ところで、色々な選択があると、かえって困ってしまうものだ。
どれにするか迷ってしまって、自分で決められなくなったらどうするか。
私が子供のころは、選ぶものを並べて、『どれにしようかな。
神様と天神様の言うとおり』と言って決めたものだ。
最後の「り」のときに指したものにするのだ。
大人になってからもこんなやり方ですべてうまくいったらいいのだが。
時々そう思うことがある。
(1)『うれしい選択』と言うのはどんな場合ですか。
(2)『つらい選択』と言うのはどんな場合ですか。
(3)作文が嫌いな子の中で、『日記』の宿題を選ぶのは、どんな子ですか。
答え:
(1)好きなものの中から一つ選ぶ場合です。
[第二段落]
(2)嫌いなものの中から一つ選ぶ場合です。
[第三段落]
(3)【改】(本当はどちらの宿題もいやですが、)本を読むのも嫌いなので、「日記」の
宿題のほうが、「読書感想文」よりはましだと考える子です。
[第三段落]
第12課 格言・名言
もしにおいを説明するのに、『いい香り』と『臭い』しか言葉なかったら寂しい。
そのにおいを相手に伝えたいと思えば、それと似ている香りを探して、『バラの花のような香りがする』とか『卵が腐ったみたいなにおいがする』と表現することができる。
つまり、何か他のものにたとえることによって、相手はそれがどんなものかイメージすることができるのだ。
そのおかげで私たちの表現一層豊かになる。
いわゆる格言、名言と呼ばれるものの中には、このようなた