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日本语の主语省略问题の原因を分析

日本語の主語省略問題の原因を分析

摘要

省略是任何语言都存在的一种现象。

一般来说,讲话的时候往往会将共知的部分省略以求简明扼要。

有人说由于日语的语言特点和日本民族的同一性以及在此基础上的文化,地理,社会关系,使日语与其他语言相比省略现象尤为普遍。

省略表达是日语交流的显著特点之一,日本人在日常的言语生活中,会自然而然的使用省略表达,令中国的日语学习者在口语和书面语中经常出现这样那样的错误。

本文的研究目的是通过对翻译中的常见主语误译现象的分析,研究日语中的主语省略问题,并对其成因进行分析,探究中日主语省略的不同,同时提出相应翻译技巧,让以后的学习者更充分的了解中日主语地位不同的,掌握应对方法避免出现翻译错误。

本文由三部分组成,第一章,以翻译中常见的主语误译句为例,从四个方面对由主语省略而引起的误译问题进行分析,探究中日两种语言中主语省略现象的差别;第二章,主要从文化,地理,社会三个视点来研究主语省略现象的成因,分析主语省略背后的使用者的心理;第三章,对翻译中翻译技巧进行归纳总结,使翻译更得体。

通过上述分析、归纳得出以下结论:

首先,主语省略在日本人的言语交流中起很大作用,是其交流的特点之一。

其次,在和日本人的交流中,由于说话人的省略表达常常会引起误解,中国人在汉译日的过程中,也会很难正确把握主语日语中的主语省略的确远超过汉语。

由文化,地理,社会等因素形成的省略表达,日语具有了其特异性。

并且主语省略现象日语比汉语要复杂得多。

关键词:

主语省略;误译;原因;技巧

 

 

要旨

省略はすべての言語に存在する言語現象の一つである。

一般的に言えば、会話をするとき、簡明にして要領をつかむことができるように、みんな知っているインフォーメインがよく省略される。

日本の場合は、日本語の特質及び日本民族の同一性、また文化、地理的な背景の関係で、他の言語に比べて、日本語には省略現象が非常に多いと言われ、日本人のコミュニケーションにおいて、その特徴の現れとして省略があげられる。

日本人は日常の言語生活で、無意識に省略を使っているが、中国の日本語学習者は話し言葉や書き言葉において、よくこんなそんな間違いがある。

本稿の目的は、翻訳によくある主語の誤訳現象を分析することによって、日本語の主語省略問題、またその原因を分析し、中日主語省略の違いを探り出しながら、翻訳テクニックを提案して、これからの勉強者に中日の主語省略問題についてアドバイスを提出し、対応方法を掴んで翻訳の間違いを避ける。

本稿は三章に分けて論じたが、第一章では、日中翻訳おける主語誤訳を例として、四つの方面から、主語省略で形成された誤訳問題について分析し、さらに中日主語省略における異同点を探ってみた。

第二章では、文化、地理、社会三つの視点から見た主語省略の成因、主語省略の使用心理について分析した。

第三章では,前記の分析をふまえて、翻訳方法について総括した。

主語省略を分析することから、以下のことがわかる。

省略表現は日本人に言語生活の中で大きな役割を果たす。

それが日本人のコミュニケーションの特徴の一つである。

中国人は日本語を中国語に訳する時よく主語をミスしたのは、正確に主語を把握できない、文化、地理、社会の背景に基づいて主語を省略することは、日本語は特異性があるため、主語を省略することは中国語より複雑であるという結論を出すことができる。

キーワード:

誤訳・主語省略・原因・テクニック

 

目次

はじめに1

第一章 主語省略についての主語誤訳2

1.1 曖昧な表現における主語省略2

1.2 礼儀の用語における主語省略3

1.3 決まり文句における主語省略4

1.4 強調のための主語省略4

第二章 主語省略の使用原因について5

2.1 文化の視点から見た主語省略5

2.2 地理の因素から見た主語省略6

2.3 社会の背景から見た主語省略6

第三章 主語省略における翻訳技法7

3.1 加訳7

3.2 意訳8

おわりに10

注釈11

参考文献12

謝辞13

はじめに

主語とは、文の成分の一つである。

それがかかっていく述語によって述べられる事柄の主体となる部分である。

主語は動作や状態も主体として、述語に対して主格の関係に立つ分の成分(「日本文法大辞典」明治書院2001)である。

文の重要成分として、述語の形態を規定する機能を持つことである。

日本語は上述の機能がなく、コンテクストによって、省略される場合が多い。

主語省略について、両国の学者より様々な角度から検討され続ける。

まだ翻訳の角度から系統的研究を取り扱われていない。

また、実藤恵秀は「私は中国小説の翻訳の経験から、日、漢ともに主語を省くが、漢より日のほうがより多く主語を省くということを知った」といったこともある。

ここから見て、日本語の場合はさらに主語の省略現象が活発的で,多様的である。

翻訳者の誤訳をめぐって、日語の主語省略現象の多様性と両言語の異同を明らかにしたい。

また、なぜ日本語には主語省略の表現が多いのか、あるいは省略の原因についても研究してみて、翻訳の方法をまとめていると予定である。

先行研究では、日本語にしても、中国語にしてもこれに関する作品が多く、小川泰生が書いた論文「日中翻译时的主语省略问题」(1995)の中で翻訳の誤訳点を簡単にまとめて、分法と上下文脈の角度から論述した、しかし、具体な分析することはなかった。

周敏西は「省略の考察」(1988)の主語省略の中で、日本語の特有の助詞及び述語が主語に対する限定の角度から、両言語の相違性を論じた。

まだ全面ではない、翻訳の方面から主語省略についての研究はまだ深く記論すべき余地があろう。

本稿の目的は、翻訳における主語誤訳現象に対する研究により、日中両言語の省略の異同について分析を行い、日本語で省略でき、中国語で省略できない主語を特に注目し,翻訳の角度から、主語省略の原因も分析し、将来の学習者は同様のエラーが発生することを避けるために具体的な翻訳テクニックを見出すことである。

第一章 主語省略についての主語誤訳

1.1 曖昧な表現における主語省略

日本人は、はっきりした表現が取れないのは曖昧な日本語のせいだとよく言われている。

確かに、日本語の日常会話には曖昧な表現がたくさんあるが、しかし、曖昧な表現を取るのは、日本人が自分の気持ちを表す時に適切な言葉がないことではなく、露骨に表現したがらないからである。

「以心伝心」を通して、他人とのコミュニケーションを期待するからなのであるよく言われることは「主語の省略」である。

以下の例を見よう。

[例1] 1、うれしそうな顔をしている。

    2、皆さんの親切がうれしい。

    3、あなたに会いできて、本当にうれしい。

この三つの例にはいずれも主語が欠けている。

1のほか、[うれしい]という心理状態の主体は言うまでもなく、話し手であろう、そして、1の主語が三人称代名詞であることもたやすく判断できる。

ところが、うれしいという語にあたる中国語の「高兴」は、まったくこのような性質を持っていない。

[例2] 4、君の言うことのほうが正しいと思う。

    5、これをあげよう。

    6、わからなければ、教えてあげます。

以上の例では、4のほかは、[思う]という心理動作の主体はすべで話し手であることが明白である。

多くの場合、主語は[私]などの一人称代名詞であり、しかもそれを省略してしまうのが普通である。

5のように、日本語では意志を表す助動詞[う・よう・まい]、希望、要求を表す「…たい、…ほしい」などの表現形式で主語を表明できって、文の主語は常に省略されている。

実は、日本では相手が「一を聞いて十を知る」というかしこさを持っていると信じているので、すべてを明確な言葉で説明してしまったら失礼にあたると考えるからである。

そして相手の考えを尊重するために、自分の意見を初めに言わず、曖昧な質問をすることで相手がどのように思っているかを確かめる。

その上、相手を傷つけたり、人間関係を壊したりしないように曖昧な表現をする。

一方、日本人はグループの和を乱すような発言や行動をすれば、仲間から嫌われることもある。

そのため、日本人の発言や行動は、直接にはっきり言うのではなく、多くの場合は省略して、曖昧な言い方で自分の意見を出すことを控える。

曖昧な表現における省略も主語省略の一部分になる。

1.2 礼儀の用語における主語省略

日本語は中国語より、尊敬語と謙譲語がもっと多くある。

言語は多かれ少なかれ、敬語の形式があるが、日本語のように敬語動詞がたくさんあって、自動詞と他動詞が完全に異なっている言語は非常に稀である。

この敬語動詞が出現する同時に、主語も表れる。

だから、敬語の使用を通じて主語も省略される。

[例1] 1、この雑誌、今日来たばかりなんですが、(あなたは)お読みになりましたか。

2、そのことは(あなたは)ご存じでしょうか。

敬語というのは話し手の敬意を聞き手に直接表す言葉づかいである。

まず受け取り方は自己ではない、第二人称と第三人称を制限されている。

会話なら、よく省略され、省略しないと、余計な感じがある。

[例2] 目下:

ご病気のほうはもうよくなりましたか。

目上:

はい、おかげさまで。

来週パーティーを聞きますので、よかったらぜひ…

目下:

ええ。

喜んで…

その上、日本語には、相手の提案を拒絶する、不満を表わす、或いは相手を誘う時、できるだけ、相手を傷つけないため、婉曲な言い方を使うことがたくさんある。

相手は話し手の気持ちを理解する同時に、聞く人の体面を傷つけないように、非難、批判、反対、命令、直接拒絶の文を免れる。

以下は3種類の情況で、日本人は礼儀正しい原則によって省略の表現方式を使う。

 まず、不満を表わす。

日本人は不満を表わす時、「すみませんが、あのテレビですが、音が…」「恐れ入りますが、お宅の坊さんのことでちょっと…」「何回も説明したのに…」このような言葉がよく使っている。

この内容は他人を傷させる言葉と話の要点を省略して、婉曲な言い方を使う。

一方、主語の省略され、動作の受け取り手は直接に説明しなくて、相手に礼儀の気持ちが持ているのである。

次のは他人を拒絶する時である。

一般的には、他人を拒絶するので、もう一度詳しく説明する必要がない。

主語が省略される状況とも珍しくない。

「すみませんが、ちょっと…」「いいけど。

でも…」という話はよく見られる。

そして、誘う時主語省略もたくさんがある。

この表現方式で相手の心理的の負担を減少し、しかも自分が利益を獲得したという話題を免れる。

1.3 決まり文句における主語省略

日本人が話する時、あいさつは不可欠な部分である。

会話をなめらかに行うため、ある時、故意に半分を言い、残りの内容を相手が完成する。

特に主語のことである、「ありがとう」とか、「お邪魔します」とか、「恐れ入ります」など、このような省略するものは日本語で「決まり文句」の一種類である。

同質の社会でこのような含蓄、不完全さにおいて、朦朧としている距離、すなわち日本人の「美意識」が感じられる。

ある時、このような省略はもう固定な形態になる。

何を省略したか、人々はもう追及しない。

自然に省略された内容がわかる。

以下は決まり文句と訳文である、それから見ると、主語省略の例を読者に紹介する。

例1 А:

ただいま (我回来了)

   B:

お帰り。

(欢迎你回来)

例2 お加減はいかがですか。

  (您健康状况如何?

ありがとうございます。

大丈夫です。

(谢谢你!

没关系。

それを聞いて安心しました。

  (听到这话我就放心了。

お大事になさってください。

  (请您多保重。

1.4 強調のための主語省略

久野暲さんが書いた『談話の文法』の中で、省略問題が言ったことがある。

彼は省略がある順番にとって行うと思っていた。

主に新しくて、重要な情報をそのまま残って、非重要なのは省略された。

つまり、ほかのより残った情報は話し方が伝えたいである。

センテンスは主語、述語などを構成され、一般的には何でもある。

しかし、話する時述語のような成分を強調するため、主語がよく省略される。

[例1] A:

「君は東京には何時ごろ着きますか。

B:

「十一時ごろ」

以上の例のように、「何時ごろ」は話し手が聞きたい情報なので、答えする時、繰る返しを避けるために主語を省略される。

「僕は東京には十一時ごろ着きます」と言って、全部非重要な情報を一度を答えていったら、複雑で、長くなる。

金田一春彦が例を挙げてくれる。

眠そうな顔をしている子供に向かって母親が尋ねている。

[例2] 中国語で:

你困了么?

日本語で:

眠い?

簡単な会話だが、主語を省略している。

日本語の「眠い?

」のような表現はコンテクストによって「誰か」の主語部分が略かれて、中国語の「你困着了么」という表現と全く同じ用に伝達の役を十分果たすから、話し手も聞き手もその「明確な意味」がちゃんと分かっていると思う。

芳賀氏は「日本人は「ささやか」なものを愛します」と書いてある。

筆者と読者が両方分かっている言葉をよく省略する。

特に、第一人称の主語はよく省略される。

第二章 主語省略の使用原因について

2.1 文化の視点から見た主語省略

言語はその民族の特徴がよく現れている。

民族の特質をすべてその民族が使う言葉の中に集約されている。

人間の行動や意識の中で自然に属するものは少なく、大部分は文化に属するのである。

これから見ると、言語と文化は切っても切れないほど深い関わりを持っている。

異なる背景の中で違っている言語が生まれていた同時に、違うの言語も異なる文化を含める。

翻訳はただ文字の転換だけでなく、国際で異文化間のコミュニケーションとして、言語で文化を広めて、伝達と移植するプロセスである。

したがって、翻訳者として、順序で正しく翻訳の技術を把握しようとするなら、言語はどのような文字層の意味を適切に理解られた同時に、言語で反映された文化の深みをどのように伝えるか、詳細に把握する必要がある。

ほかの国に比べて、日本人の言語心理はひどく複雑である。

日本人は自己主张の意識が弱くて、会話も直接ではなく、婉曲、曖昧である。

日本人は自分のことを心配かもしれないという、表現や話の内容を損ねおよびでしょうとか、不当な言葉は自分の名誉を毀損して、自分に不利になるだろう。

多くの日本人は、物事の「緩やかな唇」の原則に従っている。

行動に気をつけ、言葉にも気をつけ、会話にも気をつけ。

言葉は簡単より完全な表現は明らかになる、それは日本人の心理に合わないと分かる。

自然に主語省略は日本語の主な特徴となっている。

2.2 地理の因素から見た主語省略

日本は多文化社会である。

しかし、日本は周囲を海で隔てられた島国であり、その孤立した世界で長い歳月暮らしてきたため、日本人は均質・単一な民族となり,独自の文化を育てる反面、閉鎖的な島国根性を身につけたという「常識」が、広まっている。

木村は、文化に焦点を当てた『日本文化の伝統と変容』でも日本の伝統文化は「大陸から隔絶した……島国の地理的特殊性と……日本民族の単一性]によって成立したものだという。

島が他の人界と全く隔絶していたが、内部との人的交流は不可欠である。

話しをする時、手抜かりない周到が必要ではなく、重点をつかむだけである。

相手がすでに知っている情報は省略できる。

省略しないと、とても不自然に見えて、蛇足を加える感じがする。

日本には、うだうだ話をすれば、失礼だと思われる。

自分の表現、アクションを介して、ほかの人に理解して欲しいが、口では言わない。

同時、日本は狭い島国で、人々は狭い人間関係の中で生きている。

通常は相手の気持ちや感じにもっと気を遣って、明確に事実を述べられない。

日本人はお互いの考えを推測するのを中心に、相手がすでに知っていった情報、理解した内容など全部省略する。

手渡しする情報はただ相手が知らない情報なのである。

それは日本語の基本的な使い方である。

したがって、多くの場合主語はいつも相手が既知の情報として、省略される。

2.3 社会の背景から見た主語省略

日本語の主語省略と日本歴史の発展は分けらない連絡が持っている。

日本の社会は弥生時代から、人々はいつも農耕社会を中心に、固定な土地で耕作を行って、稲田を栽培する。

このように来る日も来る日も、生活している。

記載によると、明治初期までに、日本に農民の数量または日本の全国人口の80%だ。

日本はほとんど農民である。

農民達は全員村を構成して、この耕地の上で定住する、代々はここに生活をする。

もちろん人々もお互に認識する、さらにすべて熟知した。

動作に言及しさえすれば動作の主体は誰だと知っているのは自然である。

そして、明治以後、日本でさかんに学ばれるようになったヨーロッパ系言語においては、「主語」は不可欠である。

そのことを機械的に日本語にあてはめようとしたところから、「日本語では、主語がよく省略される」という言い方が生まれた。

西欧崇拝の時代にあって、西欧で生まれた文法は普遍的なものであり、日本語にもあてはまるはずだという思いこみが、このような考え方を生み出したといっていいだろう。

例えば小説『源氏物語』の中でもこのようだ、狭い宮廷で動作の主体などを言わなくて、動詞の敬語の使いを通して、動作の主体を判断する。

第三章 主語省略における翻訳技法

実際の翻訳にあたっては、いろいろな技法を駆使する必要があるのだが、七種類に分けて、加訳、減訳、反訳、変訳、倒訳、分訳、合訳などである、翻訳では一つの技法だけでなく、いくつかの技法が同時に使われることがかなり多いのである。

ここでは主語省略に関する技法を簡単に紹介し、主に誤訳問題を解決する。

3.1 加訳

日本人にとっては既知の情報であるが、通訳する場合では、中国人にとっては未知の新情報になった。

通訳者として、できるだけ具体的なイメージを与えることが必要である。

そして、主語が省略られるなら、前提は前の部分はこの主語が出現したことがある、あるいは、前文に言った状況である。

それによって、主語を発見して、加訳もできる。

そして、主語適正に判断できない時、あるいは、複雑な主語がある時。

一般的に主語は「彼」「私」「君」などの人称代名詞である。

 [例1] その時勘太郎はに逃げみち路を失って、一生懸命に飛かかってきた。

むこ向うは二つばかり年上である。

弱虫だが力は强い。

はち钵の开いた头を、こっちの胸へあ宛ててぐいぐいお押したひょうし拍子に、勘太郎の头がすべって、おれのあわせ袷のそで袖の中にはいった。

(夏目漱石『坊っちゃん』)

訳文:

当时,勘太郎无处可逃,只好朝我死命地扑来。

「勘太郎」比我大两岁,胆子固然小,力气却很大。

「勘太郎」用头颅对准我的胸部顶来。

一不小心,头部滑进我宽大的和服袖子里。

[例2] 一人伊豆の旅に出てから四日目のことだった。

修善寺温泉に一夜泊まり、湯ヶ島温泉に二夜泊まり、そして朴歯の高下駄で天城を登って来たのだった。

(川端康成『伊豆の踊り子』)

訳文:

我独自一人到伊豆旅行已经是第四天了。

我在修善寺温泉住了一夜,在汤岛温泉住了两夜,然后穿着高齿的木屐攀登天城山。

言うまでもなく、翻訳の第一歩は原文を正しく完全に理解し把握することである。

そのためには、原文についての基礎力が要求されるばかりでなく、様々な作業が必要になってくる。

例えば、ニュースや時事問題を翻訳するときにも、取り上げられている問題や事件の歴史的な流れや当時の社会的背景、さらには使われている言葉の適確な意味内容などをよく調べなければならない、また、日本人の話習慣とか、言語特徴など、翻訳する場合、原作の内容を把握するばかりでなく、言語特徴の背景、歴史、成因などを調べる必要がある。

翻訳の第二段階は、把握した原文をどのように訳文に表現するかという作業である。

この段階では、もちろん訳文に使われる言語についての訳者のレベルと表現力が問われるのだが、そのほかに、翻訳に関係ある二つの言語の比較が極めて重要である。

3.2 意訳

加訳の方法で大部分の文章を翻訳できるが、ある内容は適切な中国語を転化できない、直接に翻訳なければ、中国人の習慣と合わせない。

そして、違う場面によって翻訳する必要がある。

日本語と中国語は一つ一つの意味を対応しないので、翻訳する時、場面を注意しなければならない。

 

 [例1] 君のことが大好きだ。

訳文:

我爱你。

[例2] いつもご迷惑をおかけしています。

     訳文1:

我们一直给你们添麻烦,真对不起。

訳文2:

非常感谢你们一直以来给予我们的支持和帮助。

 [例3] どうぞよろしくお願いします。

     訳文:

请您多多关照。

翻訳中、翻訳者はよくさまざまな方法を採用する、訳文もそれぞれ特色を持つことがある。

ある翻訳者は帰化を採用した、訳文はとても上手である、あるもの、異化を採用したが、効果も悪くない。

「帰化」はできるだけ翻訳の過程で、当民族の話方法を利用して、外来の作品を表現する。

「異化」とは、帰化と違って、翻訳なら、「元の風味をそのまま維持する」と思っている。

これは直訳意訳と同じ、どの種類の方法を採用するか、訳文の内容、シーン、要求の違いによって決めるものである。

翻訳には単に言葉の置き換え作業を行うだけでなく、双方の意思疎通が円滑に運ぶようにさまざまな工夫が必要であると思う。

そのような意味でのコミュニケーションはコーディネートが必要になってくるわけである。

実際の翻訳にあたっては、いろいろな技法を駆使する必要がある。

以上のように、いい訳文、適訳にするには、原作の意味内容ばかりでなくその場の様子雰囲気もどうしたら訳文によく表現できるかに心を砕き、さらに、訳文の読者のわかりやすくて親しめる表現をできるだけ使うよう心掛ける必要がある。

 

 

 

おわりに

学習者は日本語を学習を始めると、日本語には主語省略が多いことに気づく。

しかし、主語省略に関する詳しく書いた資料がなく、日本語学習者は常に戸惑ってしまう。

本稿では、主語誤訳の角度から考察し、両言語の異同を対照した。

日本の特別な社会背景はその主語省略特徴に便利な条件を与えているのである。

それがゆえに、次のような結論を出すことができる。

主語省略は中国より日本のほうが多く、日常生活でよく用いられる。

省略表現は日本人に言語生活の中で大きな役割を果たす。

それが日本人のコミュニケーションの特徴の一つである。

そして、日本語の主語省略表現はこの言語の特徴を反映し、文化、地理、社会の特色を持っている。

中国人は日本語を中国語に訳する時よく主語をミスしたのは、日本語は特異性があるため、主語を省略することは中国語より複雑であるという結論を出すことができる。

そして、翻訳課程にどのように本稿で提出したテクニックをおり込み、主語省略への認識を強め、学習者に主語省略表現をよく把握してもらうということは今後の課程だと思われる。

 

注釈

注[1]:

「日本語学習と研究」1983年 日本語学習と研究雑誌社 第3号 9頁

注[2]:

周敏西「省略現象の考察」1988年 上海外語教育出版者 5-6頁 

注[3]:

「以心伝心:

」〔禅宗で〕言葉では説明出来ない深遠・微妙な教理を無言のうちに弟子に伝えること。

〔俗に、無言のうちに相手に分からせる意にも用いられる〕

注[4]:

久野暲「談話の文法」1978年大修館出版 18頁

注[5]:

金田一春彦、言語学者・金田一京助の長男。

京都産業大学教授、名古屋大学教授を経て、昭和34年東京外国語大学教授。

注[6]:

張振玉訳「坊っちゃん」1968年 明山書局出版 43頁  

注[7]:

侍桁訳 「伊豆の踊り子」 1981年 上海訳文出版社155頁 

 

参考文献

[1]張桐赫 『主語省略の中日対照』

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