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遊里で享楽するのに必要とされた「遊びの哲学」ともいうべきもので、決して官能に溺れず、人情の機微を察し、適切に物事に対処していけることをいう。

元禄期の上方で理想とされ、おもに浮世草子や浄瑠璃の世界に描かれている。

通・意気

上方の「粋」が江戸の移り、より知的な要素を加えたもの。

黄表紙・洒落本・人情本などの理想的理念。

「通」の外面だけ真似るものを「半可通」、全く解さないものを「野暮」と呼ぶ。

うがち

近世後期の文学に見られる特色の一つで、隠れた事情や人情の機微をことさらに暴露し、写実的かつ精細に描いて見せること。

義理・人情

近世の封建社会制度と密接に結びついて生まれた理念。

「義理」は、人々の生活を外側から規制した社会規範であり、「人情」は、そうした封建道徳などに規制されつつもあふれてくる人間の自然の情である。

現実の社会の中でこれらの矛盾に葛藤する人々の苦悶を、文学の世界の描き出したのが近松門左衛門の浄瑠璃である。

虚実皮膜

近松門左衛門の芸術論。

芸術はその表現において虚と実の間を理想とするというもので、事実そのままでは演劇は成り立たず、そこには美化・誇張が必要であるということ。

勧善懲悪

善を勧め悪を懲らしめること。

儒教思想と幕府の政教方針の影響を受けて生まれた理念。

滝沢馬琴の読本「南総里見八犬伝」など、江戸後期の読本・人情本・歌舞伎脚本に多く見られた。

写実主義       擬古典主義

坪内逍遥          尾崎紅葉

二葉亭四迷         幸田露伴         浪漫主義

              樋口一葉         森鴎外

                           北村透谷

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

自然主義            反  自  然  主  義

島村藤村             高踏派・余裕派

田山花袋               森鴎外

正宗白鳥               夏目漱石

徳田秋声          白樺派        耽美派

              志賀直哉       永井荷風

              有島武郎       谷崎潤一郎

              武者小路実篤

                  新現実主義

                  奇跡派

私小説               葛西善蔵

                  広津和郎

                     新思潮派

                     芥川龍之介

                     菊池寛

                  モ  ダ  ニ  ズ  ム

   プロレタリア文学       新感覚派

          文戦派     川端康成

          葉山嘉樹    横光利一

    戦旗派

    小林多喜二         新心理派      新興芸術派

    徳永直           堀辰雄       井伏鱒二

    中野重治          伊藤整       梶井基次郎

    宮本百合子

    佐多稲子          文学界       日本浪漫派

                  小林秀雄      亀井勝一郎 

    転向文学        

    中野重治      戦後派          新戯作派

    島木健作     (第一次)野間宏      太宰治

    高見順      (第二次)大岡昇平     坂口安吾

                  三島由紀夫    石川淳

 「新日本文学」派         阿部公房

 徳永直           第三の新人

 中野重治          吉行淳之介       戦後の世代

 宮本百合子         遠藤周作        石原慎太郎

                   内向の世代   大江健三郎

                   阿部明     開高健

                   小川国夫

近代文芸思潮一覧

小説・評論

思潮

主な作家

明治時代

10

黎明期

戯作文学

江戸末期文芸の流れを受け継ぎ、新時代の表層を描くにとどまった。

仮名垣魯文

翻訳小説

西欧の社会や政治、思想、風俗などを紹介し、知識人に多くの読者を得た。

小田純一郎

政治小説

自由民権運動を背景に政治理想を物語の形で述べ、青年の政治意識に影響を与える。

矢野龍渓

東海散士

20

写実主義

社会の実情や人間心理をありのままに写そうとする文学的立場・方法。

坪内逍遥

擬古典主義

硯友社

尾崎紅葉・山田美妙らによって創立された文学結社。

西欧化への反動から、古典回復の傾向をもつ。

機関誌「我楽多文庫」。

尾崎紅葉

山田美妙

幸田露伴

漢学や仏教・儒教の精神を基底に、理想的・男性的・意志的な世界を中心に描き、尾崎紅葉と並んで紅露時代を画した。

樋口一葉

独自の写実的描写を用い、ひっそりと息づく世界を叙情性豊かな作品として著した。

浪漫主義

前近代的な因習や倫理を否定し、内面の真実を重んじて理想や恋愛に自我を解放しようとした。

森鴎外

国木田独歩

30

自然主義

フランス自然主義の影響の下に、人間や社会の実相を科学的態度で客観的に描こうと出発した。

のちに作家自身の身辺を描く「私小説」「心境小説」が出てくるものとなった。

島崎藤村

田山花袋

徳田秋声

40

反自然主義

高踏派

余裕派

創造性を重視して主として知識人や近代の問題を描いた。

高踏派として森鴎外、余裕派として夏目漱石をさすことが多い

夏目漱石

耽美派

自然主義のもつ日常性の閉塞的な陰鬱な描写を否定し、美の世界を重視した。

次第に官能的・享楽的な傾向を強めた。

永井荷風

谷崎潤一郎

白樺派

理想主義的な人道主義を掲げ、個人の尊厳を主張し、芸術全般に影響を与えた。

武者小路実篤

志賀直哉

大正時代

新現実主義

新思潮派

同人誌第三次・第四次「新思潮」によった人々。

現実を理知的にとらえ、技巧的な表現によって、大正期を代表する。

芥川龍之介

菊池寛

奇蹟派

日常生活の考察に徹し、かつての自然主義につながる伝統的な面を持つ。

新早稲田派ともいう。

同人誌「奇蹟」。

広津和郎

葛西善蔵 

プロレタリア文学

ロシア革命の世界的影響の下で、大正時代に起こった共産主義的・社会主義的な革命文学運動。

葉山嘉樹

小林多喜二

昭和時代

モダニズム

新感覚派

自然主義的な写実の手法を批判し、感覚的表現の斬新な方法を用いて、新しいイメージの文学を創造しようとした。

同人誌「文芸時代」。

横光利一

川端康成

新興芸術派

反プロレタリア文学の立場に立ち、奇抜な発想で一時は注目を浴びたが、退廃的・享楽的傾向に流れた。

傍流の作家に優れた作品が見られる。

井伏鱒二

梶井基次郎

新心理主義

新感覚派の流れを受け継ぎながら、ジョイスらの影響を受けて、人物の深層心理を芸術的に表現しようとした。

堀辰雄

伊藤整

転向文学

プロレタリア文学運動の作家たちが転向後、その苦悩などを描いたもの。

中野重治

文芸復興

昭和初年代後半から十年代に、芸術派や旧世代の作家が活躍した風潮。

小林秀雄

日本浪曼派

古典美の復興、古代への回帰を志向したが、しだいに日本中心主義になっていた。

保田与重郎

亀井勝一郎

国策文学

戦争遂行上、国家による文壇統制によって生じた。

文学的価値が低い。

戦後文学

新戯作派

既成の文学観や道徳観、また安易に時勢の権威に追随する世相を批判し、自己の生活そのものに倫理の基盤を据えた作品を書いた。

太宰治

坂口安吾

戦後派

戦争責任・組織と個人・政治と文学などの問題を追究した同人誌「近代文学」によって人々を中心にし、近代人の主体性と文学の自立性とを指向して、多くの作品が登場した。

野間宏

大岡昇平

安部公房

「新日本文学」派

かつてのプロレタリア文学の担い手を中心に「新日本文学」を発刊し、戦後民主主義文学の中心的存在となった。

宮本百合子

佐多稲子

第三の新人

戦後派の政治的思想性や観念性とは異なり、日常の生活に潜む不安や不安定さ、危険意識などを描き出した。

市民性を先取りした点でも注目される。

安岡章太郎

遠藤周作

内向の世代

文学の大衆化に距離を置き、都市の家族や人間関係における自己の存在の不安や手ごたえを、追憶・幻想・非現実などの心理的イメージを用いながら追究した。

小川国夫

阿部昭

主な詩人

新体詩

西洋詩の影響を受け、それまでの漢詩とは違う新体の詩を作ろうとした。

外山正一

浪漫派

鴎外らによるヨーロッパロマン主義詩の訳詩や、その影響を受けた「文学界」同人による詩が中心となり、近代詩の実質的な幕開けをもたらした。

北村透谷

象徴詩

フランス象徴詩の影響の下に、詩の言葉を意味伝達よりも寓意的・暗示的なイメージを表すためのものとして用いた。

薄田泣菫

蒲原有明

口語自由詩

自然主義文学運動の影響下、自由律・平明な口語によって生活の情感を表現した。

川路柳虹

反自然主義の立場から、唯美的な作風を競った。

北原白秋

理想主義

白樺派の影響を受け、肯定的な人生観を基に人道主義の詩を作った。

高村光太郎

民衆派

自由・友愛・平等の理念を掲げて、民主の生活の諸面を平易な言葉でうたった。

白鳥省吾

近代詩の完成

大正期に多くの個性的な詩人が活躍する中、萩原朔太郎らによって口語自由詩の芸術的完成を見た。

萩原朔太郎

室生犀星

昭和詩への潮流

未来派を掲げた平戸廉吉、ダダイズムの高橋新吉、アナーキズムの萩原恭二郎、芸術的前衛詩運動の安西冬衛や北川冬彦ら、多彩な活動が昭和詩への流れを作っていった。

平戸廉吉

高橋新吉

プロレタリア詩

労働者解放の革命運動の一翼を担ったもので、生活遊離の叙情性・浪漫性を否定して労働者の生活を基底に据えて詩作した。

壷井繁治

モダニズムの詩

「詩と詩論」を中心に、従来の詩の感傷性やプロレタリア詩の観念性を否定し、イメージ重視の主知的・超現実的な詩を多く作った。

安西冬衛

北川冬彦

四季派

同人誌「四季」を中心とした詩人たちの活動であり、失われつつあった伝統的な叙情性を詩にうたった。

三好達治

中原中也

歴程派

同人誌「歴程」によった人々の活動であるが、全体として一定の主義や特色を持つことなく、詩人個々がそれぞれの主張に基づいて個性的な詩風を発揮した。

草野心平

宮沢賢治

戦後の詩

戦争責任など詩人の社会性を問う戦争直後の動きから出発し、その後多くの雑誌が創刊・復刊され、さまざまな活動が見られている。

黒田三郎

谷川俊太郎

短歌

主な歌人・俳人

短歌の革新

和歌改良運動の落合直文(浅香社)や革新運動の正岡子規(根岸短歌会)らによって。

落合直文

正岡子規

明 星 派

与謝野鉄幹の主宰する「明星」を中心とした活動。

個性的・芸術至上主義的な浪漫主義短歌の時代を生み出す。

与謝野晶子

与謝野鉄幹

明星派の叙情性とは異質な、自然主義的傾向の叙情を歌った前田夕暮・若山牧水の活動を中心としたもの。

前田夕暮

若山牧水

生 活 派

日常生活や自己を見つめながら。

社会的関心につながった石川啄木らがいる。

石川啄木

耽美(頽唐)派

パンの会や雑誌「スバル」によった北原白秋らを中心とする退嬰的官能的短歌。

アララギ派

子規門下による「アララギ」は、写生と万葉集尊重の精神を踏まえた多くの歌人の輩出によって、歌壇で圧倒的勢力を誇った。

伊藤左千夫

斎藤茂吉

大正

大 正 期

中心はアララギ派だが、大正末には反アララギの「日光」が創刊された。

釈迢空

昭和

昭 和 期

新興短歌運動やプロレタリア短歌もあったが、主流派アララギ派だった。

土屋文明

戦   後

大家の活躍・リアリズムの台頭・前衛的活動・女性や若手の活躍など諸相を呈している。

宮柊二

近藤芳美

俳句

明治

俳句の革新

正岡子規は、それまでの旧派の句を月並流として厳しく批判し、写生による句作者を提唱する。

この運動が「ホトトギス」へ展開していった。

新傾向俳句

河東碧梧桐は個性社会性発揮を求め、季題無用論を提唱した

河東碧梧桐

自由律俳句

新傾向俳句の挫折打開のために、季題無用論を提唱した。

荻原井泉水

ホトトギス派

子規の門下の高浜虚子が中心となり、花鳥諷詠と客観写生を中心に多くの俳人が育った。

四S、人間探求派などもここから登場した。

高浜虚子

村上鬼城

5

新興俳句

水原秋櫻子・山口誓子・日野草城らはホトトギスに飽き足らず、主観の導入によって俳句を近代すべきとした。

水原秋櫻子

山口誓子

第二芸術論を機に、俳句のあり方が模索され、人生の探求、社会性や思想性の探求、前衛的な傾向などがさまざまに展開されている。

橋本多佳子

大野林火

主要作者・作品一覧

古典文学

1.風土記

作者未詳。

七一三(和銅六)年の勅令によって各国の国司たちが編纂。

出雲・常陸・播磨・豊後・肥前の五か国のものが現存するが、完本は出雲国のみ。

他に約三〇国の逸文が伝存する。

文体は国文体を交えた漢文体。

2.古事記

歴史書。

三巻。

七一二年成立。

序文によれば、天武天皇が稗田阿礼に誦習させていた帝紀・旧辞を、天武天皇の死後、元明天皇の命を受けて太安万侶が撰録したもの。

上巻は神代の物語、中巻は神武天皇から応神天皇までの記事、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。

現存する日本最古の歴史書であり、天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。

3.日本書紀

六国史の一つ。

奈良時代に完成した日本最古の勅撰の正史。

神代から持統天皇までの朝廷に伝わった神話・伝説・記録などを修飾の多い漢文で記述した編年体の史書。

三十巻。

七二〇年(養老四)舎人とねり親王らの撰。

六国史

書名 撰進年 主な撰進者期間

日本書紀 720 舎人親王神代~持統朝

続日本紀 797 藤原継縄 697~791

日本後紀 840 藤原緒嗣792~833

続日本後紀869 藤原良房 833~850

文徳実録 879 藤原基経850~858

三代実録 901 藤原時平 858~887

4.懐風藻

現存最古の漢詩集。

一巻。

淡海三船撰と伝えるが未詳。

天平勝宝三年(七五一)の序がある。

天智天皇時代から奈良時代に至る六四人の詩百二十編を年代順に集めたもので、六朝の詩風にならった日本の古詩の精髄を伝える。

5.万葉集 

編者未詳、最終編纂者は大伴家持か。

七七〇年―七八〇年(宝亀年間)ごろ成立か。

全二十巻。

約四千五百首。

感情を率直に歌い上げる伸びやかな「ますらおぶり」が基調となっている(感動・素朴・男性的・叙事的・直感的・具象的)。

文学意識を持つ初の記載文学。

分類は相聞・挽歌・雑歌。

東歌・防人歌。

歌体は、短歌(五七五七七)が全体の九割以上で、ほぼ四千二百首。

次が長歌(五七五七…五七七)で約二百六十首。

旋頭歌(五七七五七七)が六十首、仏足石歌(五七五七七七)が一首、連歌(五七五の長句に七七の短句で応じる)が一首ある。

五七調が中心。

枕詞・序詞が多い。

代表歌人

初期万葉の伝唱時代:

舒明天皇・天智天皇・大海人皇子・額田王・有間皇子

万葉調の完成:

持統天皇・柿本人麻呂・高市黒人・大津皇子・志貴皇子

万葉調の隆盛:

山上憶良・山部赤人・大伴旅人・高橋虫麻呂・大伴坂上郎女

万葉調の転換・万葉時代の末期:

大伴家持・笠郎女

6.歌経標式

日本最古の歌学書。

和歌四式の一つ。

藤原浜成撰。

七七二年(宝亀三)成る。

和歌の意義・起源を論じ、中国の詩論を模倣した歌病七種・歌体三種をあげて、それぞれ例示し論じる。

7.古今和歌集 

紀貫之・紀友則・壬生忠岑・凡河内躬恒撰。

九〇五年成立。

その後、若干増補。

最初の勅撰和歌集。

二十巻。

約千百首。

冒頭に紀貫之の仮名序、末尾に紀淑望の真名序を備える。

短歌中心。

「古今集は」はやさしく可憐な「たをやめぶり」の姿態美をもつ(情趣・優雅・観念的・遊戯的)。

七五調が中心。

擬人法・見立て。

歌風の変遷

よみ人知らずの時代:

素直に心情を述べた、万葉風をとどめている歌が多い。

六歌仙の時代:

僧正遍昭・在原業平・文屋康秀・喜撰法師・小野小町・大友黒主。

優艶華麗な技巧的なものとなり、明るい浪漫的作風が特徴である。

撰者の時代:

歌合や贈答歌の行われた宮廷の生活を反映して、比喩・縁語・掛詞などを用いた優美で繊細な歌が多い。

代表歌人に紀貫之ら代表撰者のほか、伊勢・素性法師などがいる。

8.新古今和歌集

後鳥羽院の院宣により、源通具・藤原有家・藤原定家・藤原家隆・藤原雅経・寂蓮の六人の撰。

一二〇五年成立。

以後長く修訂される。

約二千首。

ほぼ季節順。

観念を感覚的に形象化する象徴表現(歌風)。

題詠。

華麗・優美・繊細・妖艶・夢幻的。

「幽玄」「有心」、余情美。

序詞・掛詞あり、三句切れ・体言止めがある。

倒置法・本歌取りが多い。

「万葉集」「古今集」と並んで三大歌風の一つを形成する。

代表歌人:

西行・慈円・藤原良経・藤原俊成・式子内親王・藤原定家・藤原家隆・寂蓮・後鳥羽院・藤原俊成女・宮内卿。

9.竹取物語

源順・源融・僧正遍照などの説がある。

九世紀末から十世紀前半ごろに成立。

物語文学の祖。

和文により初めての伝記的な作り物語。

主人公かぐや姫。

(1)かぐや姫の生い立ち、(2)五人の貴公子と帝の求婚(3)かぐや姫の昇天、の三つの部分からなる。

空想的な世界に現実が織り込まれ、欺瞞に満ちた上級貴族の生活を諷している。

古人の永遠の憧憬。

冒頭:

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使いけり。

名をば、さかきの造となむいひける。

その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。

あやしがりて寄りて見るに。

筒の中光りたり。

10.伊勢物語

原形は業平自作か。

九世紀後半の原形を十世紀中ごろまで増補。

主人公のモデル在原業平。

約百二十五章段からなり、約二百十首の歌を含む。

各段は「昔。

男ありけり。

」で始まるものが多い。

内容的には、男女間の愛情の話が多い。

色好みの主人公は、理想の男性として扱われており、彼の奔放な生命力とその「みやび」の精神は、和歌と散文との交錯が生み出す抒情と相まって、平安貴族社会の人々に愛されてきた。

日本最初の歌物語。

後続の「大和物語」や「平中物語」をはじめ、「源氏物語」の構想にも影響を与えた。

昔、男、初冠して、平城の京、春日の里にしるよしして、狩りにいにけり。

その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。

11.堤中納言物語

短編物語集。

一〇の物語と一の断章より成る。

各編は、成立事情を異にし、「逢坂越えぬ権中納言」は一〇五五年の「六条斎院物語合」に提出されたもので女房小式部作。

ほかの作者と成立年は未詳。

現在の形に結集されたのは鎌倉時代以後。

諸編が卓越した技巧でまとめられ、文学史上特異な位置を占める。

12.大和物語

歌人伊勢などの説がある。

九五一年ごろ成立、十世紀末ごろまで増補。

百七十三章段。

和歌にまつわる説話。

歌語りのと集成で、天皇はじめ貴族、僧、女性など実在人物に関する話が前半に多く、百四十七段以後は、蘆刈・姨捨などの伝説的な話が多い。

当時の貴族社会の話題や人間関係を知る文芸資料としても貴重な作品である。

亭子の帝、今はおりゐさせ給ひなむとするころ、弘徽殿の壁に、伊勢の御の書書きつけける。

13.源氏物語

紫式部。

中宮彰子に仕えた。

十一世紀初めに成立。

全五十四帖。

主人公光源氏の誕生、恋愛、栄華から晩年にいたる一生と、その没後の子供たちの時代、薫・匂宮を中心とした「宇治十帖」とに分けられる。

虚構を通して貴族社会の実相を写実的に描く。

深い思索と人間の運命の洞察。

「もののあわれ」で代表される流麗繊細な文体。

日本古典の最高峰。

いづれ御時にか、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなききはにはあらぬが、すぐれて

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